「プロ」とは、どういう人ですか?

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皆さんは、どんなお仕事をされていますか?そのお仕事に誇りを持っていらっしゃいますか?そもそも、そのお仕事の「プロ」ですか?

 

「プロとは?」と聞かれたら、どんな言葉で説明しますか?

 

辞書には、「プロフェッショナル」の略。ある物事を職業として行い、それで生計を立てている人。本職、くろうと。とあります。

先日、田巻がマナーインストラクターを務めている一般社団法人日本トラックドライバー育成機構の「プロドラ3級認定コース」が群馬県で初めて開講しました。詳細はこちらで。

【プロドラ3級認定コース~34期in群馬~日本トラックドライバー育成機構】

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プロドラ3級認定コース34期in群馬~日本トラックドライバー育成機構~

 

「プロドラ」とは、プロのトラックドライバーのことです。

 

プロドラ3級は初級コースですが、この日の受講者は大ベテランばかり。ベテランだからこそ初心に戻り、基本を確認し、部下、後輩指導にも活かせます。ドライバー歴20年以上、30年以上、更には50年以上無事故無違反で表彰され、総走行距離が450万キロ、地球400周という方まで。

 

 

人生の大先輩でもある皆様を前に、これはこちらが学ばせていただくしかありません。そんな思いで、まずはお聞きしたのです。

 

 

「プロのトラックドライバーとは、どういう人ですか?」

 

「給料をもらっていれば、それがプロでしょう」。辞書の説明では正解です。これまで何回もこの講座を担当していますが、必ず出てくる答えです。

 

 

ところが、今回、この答えは出てきませんでした。最初に出た答えは、自分が運んでいる荷物について把握し、預かった時と同じ状態でお客様に届けることが出来る人。

 

 

荷物が変わった時に、壊れやすいものではないかなど荷物の本質を把握し、どう運べばいいかと考え、荷物によって届けるまでのプロセスを考えられるのがプロというわけです。

 

 

またある人は、どんな状況でも、いつも通りに安全に運ぶことが出来る人がプロであるとおっしゃいました。

 

 

例えば、プライベートで自分がイライラすることがあっても、忙しくて追われていても、雨が降っていて路面状況が悪くても、どんな時でも、手を抜かずに同じ手順で運転をすることができる人。

(前日、群馬の知人と飲み過ぎた田巻ですが、どんな時でも、手を抜かず研修をしなければと必死でした・・・)

 

 

 

実は、この2つの考え方は、田巻が用意した答えそのもので、プロ中のプロが参加されたなと感じたのです。

 

 

そこに付け加えたのは、今回参加されていた会社の言葉を取り上げ、「期待を超えなければ、仕事ではない」ということです。これは、鴻池運輸株式会社様の鴻池グループ全体として掲げている言葉です。

 

 

トラックドライバーは、ただ荷物を運べばいいわけではなく、サービス業です。

 

期待通りのサービスを提供すれば満足してもらえますが、それを下回ると不満になり、クレームも発生します。期待を上回ると感動していただき、ファンになってもらえ、仕事も増えるでしょう。

 

これは、全ての職業に言えることで、どんな環境や状況においても、相手の期待を超える成果を出そうという心意気こそ、「プロ意識」ではないかと思うのです。

 

 

自分の技術や知識により、相手に感動を与えられるほど極めている人が、超一流のプロ、プロ中のプロと呼ばれる人ではないでしょうか。

 

 

それは、華々しい仕事でなくても、自分の知識やこだわりを、相手の想像を超えるものとして提供できれば、それはもうプロなのです。

 

 

そして、常に向上しようと思う心がけこそ、「プロ意識」。プロであるという意識と誇りを持ち、仕事に向き合うことで成果が生まれ、周囲から「プロ」と呼ばれるようになるでしょう。

 

 

さて、田巻が研修講師としていつも心がけていることは、基本を中心に、その業界に合わせた内容に変えるということです。ドライバーさんが荷物によってプロセスを変えることと似ています。

 

保険業界、医療関係、保育園や幼稚園、タクシー業界などなど、様々な業界からご依頼をいただきますが、初めての場合は、まずその業界を知ることから始めます。

 

 

ちなみに、トラックドライバーの研修をすることが決まって最初にしたことは、10トントラックに乗せていただいたことでした。

 

その業界を知った上で、実際に田巻の知識を使ってもらわなければ意味がないのです。例えば、お辞儀1つとっても、デパートやホテルなど接客業のお辞儀と、ドライバーさんのお辞儀では全く違います。

 

 

見せるためのお辞儀もあれば、元気よく気持ちのよさを求めるお辞儀もあり、それに伴う言葉の発し方も違います。

 

 

言葉遣いと一緒で、相手と場面と自分の立場をわきまえて、今、1番ふさわしいマナー、対応を考えるのです。

 

 

一見、マナーとは程遠いと思われるトラックドライバーさんの研修では、事前にどんな会社の方なのか、ドライバー歴など簡単な情報を手に入れます。

 

また、必ずかかせないルーティンは、研修前に、全てのドライバーさんに声をかけ、雑談をすることです。時間がかかるため、1番に会場入りします。

 

 

 

強面で、話し下手なドライバーさんも多いものですが、研修が始まる時は、すでに話せる雰囲気ができているのです。

 

では、田巻のもう1つの顔、プロのアナウンサーとは?それはまた、いつか機会がありましたら、お話しますね。鹿児島放送時代、アナウンサーから秘書になったときのことを、

以前の記事で書いています。【異動した先でプロになる!】

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異動した先でプロになる!

 

 

さて、あすから新潟市のこども園で、来年まで数回に分けて研修が始まります。どんな保育のプロにお会いできるのか、楽しみです。

 

 

 

皆さんが考える「プロ」とは、どんな人ですか?

田巻 華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナー 「1ミリでも前へ!一歩踏み出す勇気とやる気をプレゼント!」をコンセプトに、生涯アナウンサー&元秘書 田巻華月がおおくりしています。

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