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田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける！」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2018年11月9日配信分のメルマガの内容です。

 

愛知に出張した際、仕事の隙間時間に、2人の友人に会うことができました。

 

1人は、22年前に1人旅したドイツで出会った女性。日本で会うのは2回目ですが、昔の高校時代の先輩に会うような？親戚のお姉さんに会うような感覚にも似ています。

その不思議なご縁を思い起こすと、私に出会ってくれたことに感謝の言葉しかありません。 （詳しくはこちらで）
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縁

 

そして、もう1人は幼稚園からの幼馴染。広島在住ですが、直前にやり取りしたメールでちょうど愛知を訪れていることがわかり、移動途中で1時間ほどお茶しました。

 

どちらも限られた時間だったため、無理をしなくてもよかったのかもしれませんが、私たちの人生には、今このときを逃したら・・・というタイミングがあります。それは時に人生を大きく変えることになることも。田巻の人生だけでも、そんな不思議な出会いが溢れています。皆さんもきっとそうでしょう？

 

出会いや機会そのものというより、結果としてそれをもたらしてくれた不思議な働きかけや見えない力を含めて「ご縁」と呼んでいるとのだと感じます。人は出会いに至った背景をも大事にしているということですね。男女の出会いはもちろん、友人や仕事など何か１つでもタイミングがずれれば出会うこと、仕事をすることはなかった不思議。

 

 

今からちょうど5年前の11月。あの時もそんな不思議な働きかけを感じずにはいられませんでした。行きつけの珈琲店から帰ろうとすると、私の鹿児島ナンバーの車のワイパーに、何かが挟んであるのを見つけました。

 

それは、紙ナプキンに書かれた手紙でした。

 

雨が降っていたので入口近くに車を停めましたが、そこは珈琲店の大きな窓からナンバーも確認出来る場所でした。恐る恐る広げてみると、雨に打たれて今にも消えそうになっている鉛筆の手書き文字。そこには、送り主からの熱い思いが綴られていました。

 

鹿児島ナンバーの車が停まるのを偶然見かけ降りてくる私を見たら、いてもたってもいられなくなって手紙を書いたと。長崎の出身で新潟に嫁いで来たこと。新潟で九州を思う気持ちなどが伝わってきました。一瞬目が合った女性がいたことは覚えていたので、直感を信じ、書いてあったメールアドレスに連絡しました。

 

後になって夫や友人たちに、「新手の詐欺だったらどうしたのか」と言われましたが、そのときの私は全く不信感などを抱かなかったのです。

 

それどころか、その文章には早く連絡しなければと思わせる力がありました。1週間後、前から知っていたように会ってみると、全くの同い年。しかも彼女は私の出身高校の長崎の姉妹校出身。さらには、福岡でマスコミに勤務し、
イベント企画やプロデュースをしていた経歴の持ち主だったのです。

 

 

そこから意気投合していろいろなことがスタートし、当時専業主婦だった彼女は、さまざまな活動の場を広げていきました。

 

 

私の屋号であるエムフルールのロゴや、「あなたと月と華の道」のキャッチコピーを考えてくれたのもその人でした。彼女に出会っていなかったら、きっと今の私はなかったと思える友人の1人です。

 

その出会いの話は、多くの友人や知人たちを驚かせていますが、主宰する魅力塾の受講生の1人が、ブログでこのように紹介してくれたのも、ありがたいことでした。

「まるで映画みたいなストーリーだけど、もとを正せば機会をのがさずアクションをおこしたＭさんと、相手のことを肯定的に受けとめる華月さんの人間性があったからこそで、同じことが同じように起きたからといって、そのような関係性が生まれるわけではないかもしれません。同時に強く感じたのは、自分の人生を全面的に信頼することは、時として予想を超えたサプライズを見せてくれるということ。人は自分の直感を何かの勘違いかもしれないとごまかして遠ざけてしまうことがあって、それは今までの経験の結果かもしれませんが、そんなものを飛び越えて出来事を強く肯定的に見るというのは思いもよらない出来事を運んできてくれます。人間力の高さが人を強く惹きつけるのだと思います。」

 

 

その後、私たちが出逢ったことでさらにつながる人のご縁は不思議です。ネタになると思い、紙ナプキンを元に戻して写真にもおさめました。もちろん、その手紙は今でも大切にとってあります。

 

今思えば、あの時、店内から見えないいつもの場所に駐車したら。
雨でアドレスが消えていたら。
疑いの気持ちが生まれ連絡をしなかったら。

 

 

今の私はどうなっていたのでしょう。神様はドラマチックな筋書きを用意してくれたものです。あれから5年。もう5年？まだ5年？お互い自由な時間は少なくなり、たまにしか会えませんが、会うたびに私の人生を豊かにしてくれるのは間違いありません。いつかおばあちゃんになって、紙ナプキンの手紙を広げながらお茶をするのがささやかな楽しみです。

 

SNSの普及で、すぐに連絡ができ、Web上では簡単に繋がる、繋がったつもりになることが出来ますが、本来の人と人との繋がりは、やはり実際に会うことから始まります。

 

そう言えば、今回愛知で会った女性もドイツで会ってから20年以上、ずっと手書きの年賀状をくださるのです。田巻とは大違いです。手書きの文字には、その人の掌や心の温もりを伝える力がありますね。

 

田巻も1人1人に気持ちを込めてサインしています。今回の内容の一部は、拙著のエッセイでも取り上げています。

 

【重版出来！『「秘書力」で人生を変える！』増刷決定で皆様に感謝】
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重版出来！『「秘書力」で人生を変える！』増刷決定で皆様に感謝！

 

 

私たちの人生に訪れるさまざまなタイミング。チャンスの神様の前髪をしっかり掴みたいですね。