星のささやき
田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2019年2月15日配信分のメルマガの内容です。編集後記やセミナー情報などをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。メルマガは毎週金曜日の午後に配信しています。
鹿児島放送時代から、また現在の新潟テレビ21でも、ニュースの気象情報の原稿を書いています。以前、台風の名前を誰が決めているのか説明した際、毎度名前をチェックしながら、台風情報を書いていることをお話しました。
「台風の名前、誰が決めてるの?」
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天気原稿を書いて30年と偉そうなことも言いましたが、安心してください。田巻は予想していません。もともとの情報は、気象庁や提携している気象情報会社から配信されています。その情報を基に、言葉遣いや表現などに注意して、その土地や時間に合うように原稿を書きお伝えしています。
今ではお天気コーナーを、男性の気象予報士が担当するのは珍しくなくなりましたが、昔は女子アナのデビューといえばお天気お姉さんでした。
もちろん、その日の天気ネタも自分で拾います。「きょうは〇〇でしたね」「〇〇では桜が咲いていました」などなど。外に出て、空気や日差しを肌で感じ、視聴者に共感してもらえることや季節を感じる情報を「つかみのネタ」にするのです。
鹿児島放送の新人時代は、天気担当日は必ず気象台に出向き、日本気象協会の予報官に天気担当としての本気度?を見せ、何か情報はないかおしゃべりしたものです。
たまにはお茶でも飲んで行きなさいというベテラン予報官のお言葉に甘え、心の隙間に入り込んでは、レアなネタもいただきました。いわゆる、天気の番記者です。局の中にいて、データは全て気象パソコンで見られるようになった今、それも懐かしく思います。
さて、今週のタイトルは最後のお楽しみで、今回もそんな気象ネタです。先週末から今週にかけて、北日本では大雪や氷点下の話題がつきません。先日北海道では、北海道東部の陸別でマイナス31.8度など4か所で最低気温が今年初めてマイナス30度を下回りました。
想像を超える寒さですが、凍ったバナナで釘を打ったりカップ麺が食品サンプルのように箸で持ち上げられて凍るなど、各メディアは寒さを映像で表現していました。
ここからは、新潟テレビ21が提携している気象情報会社ウェザーニュースからの情報を基に「寒さの尺度」についてご紹介します。氷点下の世界をもう少し刻んで、どんなことが起こるのか見ていきましょう。
水が凍り始める0度以下の世界では、様々な現象が起こりますが、例えば、マイナス4度以下の世界では水道管が凍結し、さらには破裂したりして私たちの生活に影響が出ます。九州の平野部でもここまで下がることはあります。
マイナス6度では、サイダーなどの炭酸飲料が凍り、さらに下がってマイナス10度を下回ると、凍りにくいアルコールが含まれているビールも凍り始めます。
もっと下げましょう。マイナス13度以下ではワイン、マイナス14度以下では清酒も凍るそうです。マイナス15度以下の世界では、夜間、凍結のために家が音を立てる「家鳴り(やなり)」が起こることもあります。なんだか、別の現象と勘違いしそうです。
マイナス20度以下という寒さは、北海道や本州でも標高の高いところなど限られた地域でしか体験することのできない厳しい寒さですが、顔を出して歩けないほどで、前髪や髭、眉毛などに霜がつくようになります。
マイナス24度以下になると、塩分が多くて凍りにくい醤油でさえ凍り始めます。さらに、マイナス25度を下回ると大木が立ったまま激しい音をたてて裂ける「凍裂(とうれつ)」が起こるようになります。これは木の内部にある水分が凍って膨張するために起こる現象で、生木が裂けるほどの凄まじい寒さと言えるでしょう。
また、マイナス40度まで下がると、空気中の水分は凍り、氷の粒による濃い霧があたり一面を白く覆います。気象庁のホームページで日本の最低気温ランキングを見てみると、1902年1月25日、旭川でマイナス41度が1位のため、そんな風景が広がったのでしょうか。
そして、マイナス50度くらいの寒さになると、吐息に含まれる水蒸気が凍ってしまいます。ここまでくると、さすがに日本では経験できませんが、凍った人の息は耳のあたりでかすかな音を立てると言われ、シベリア東部のヤクート(現サハ共和国)では、この音を・・・
「星のささやき」と呼ぶそうです。
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~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
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