しねばよかった・・・

メールマガジン「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容を、ブログでは1週間遅れで簡潔にご紹介します。

しねばよかった」なんて・・・ショッキングなタイトルだったでしょうか。タイムリーにメルマガを読んでいただいている方からは、最初ドキッとしたと反響が。

 

確かに私は、事故死寸前、借金、流産などなど経験していますしね。(拙著にも少し書いていますが、今回は割愛します。またいつか)

 

 

そんなに辛かったのか~と思われたでしょうか。不愉快な思いをさせてしまったらごめんなさい。

 

しかし新潟県民ならお察しいただけるかと思います。新潟の地元紙 新潟日報に9月2日付で掲載された記事からご紹介します。

 

新潟市に住む60代の女性の投稿でした。

 

風邪をひいて内科に行ったものの先生と話がかみ合わなかったそうです。

「あなたはすごい確率で生まれてきているのだから」「夕べは眠れましたか?」

 

看護師さんにも「心療内科に行ったらどうですか?」と言われて、何のことかもわからず不快な気持ちで帰ったそうです。

 

その後女性は、新潟弁についてのラジオを聞いてようやくわかったのです。

 

女性が言った一言「しねばよかった」を、

 

 

「死ねばよかった」と誤解されたことを。

 

はい。誤解ですよ。新潟弁で「しねばよかった」は???

 

 

しなければよかった」の意味。

新潟は県土も広く、その土地土地でさまざまな方言があります。方言はその土地の大切な文化。地域の人同志でコミュニケーションをとる大切な道具です。しかし、知らなければ時に大きな誤解を招くことにもなります。

 

な~んだそうだったのか、お医者さんや看護師さんが勘違いしたのね。方言もいろいろだね・・・で終わらせませんよ!!!

 

おそらく、「しねばよかった」の前には風邪をひく原因の言葉があったはずです。「寒い中、薄着で出かけた。」(しなければよかった)「コタツで寝てしまった」(しなければよかった)など、本来ならばその前後の言葉のつながりや表情、目には見えないものを感じ取り、相手のことを想像しながら会話はすすむべきです。

 

 

マニュアル通りの言葉のやりとりの中で耳に残った「しねばよかった」の一言に、もう少し深く耳を傾け、また、女性が話しやすい雰囲気であれば、その場で笑い話になったかもしれません。女性自身も方言であることをわかって使い、その雰囲気や会話のやりとりに違和感があれば、言い直しができたでしょう。

 

相手に思いをめぐらすことは、自分が何をすべきか考えるうえで大切なことです。まさに、お互いが相手のことを思いやる力、社会、対人関係力は人間力の1つです。

 

そもそもメルマガのタイトルになった「人間力とは?」と聞かれれば、これがまた一言では難しい・・・正直、なんと答えていいかわからないという方も多いと思いますがいかがですか?

 

私たちはすでに、「人間」ですので(笑)生きてるだけで人間力満載の100点満点・・・のはず。

 

実は2003年4月に内閣府が発表した「人間力戦略研究会報告書」に、こうあります。

「人間力に関する確立された定義は必ずしもないが、本報告ではこのように定義する。」

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

人間力とは、社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

 

へ~。

 

ちょっとかたくなりますよ。具体的には、

1 知的能力的要素

基礎学力・専門的知識やノウハウを持ち、自ら継続的に高めていく力、また、応用力として論理的思考能力 創造性

 

2 社会・対人関係的要素

コミュニケーションスキルやリーダーシップ、公共心、規範意識や他者を尊敬し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力

 

3 自己制御的要素

これらの様子を十分に発揮するための意欲、忍耐力、自分らしい生き方や成功を追及する力

 

 

これらを総合的にバランス良く高めることが人間力を高めること としています。

 

ほほお。

 

皆さんにとっての人間力はいかがでしょうか。その明確な答えはありませんし、それぞれが考える人間力が あると思います。それを考えるきっかけになっていただければと思います。

 

同じ新潟日報の別の日の投稿に、「介護のつらさを払った一言」というタイトルで、頑固な父親を介護した家族の投稿がありました。

 

入院から亡くなるまでの間、頑固な父親の担当だった看護師さんの一言が、忘れられない。心を軽くしてくれたとつづっています。

 

お父さんには楽しませていただきました。」

 

看護師さんによっても、言葉の使い方は様々です。言葉は、たった一言でも、人を癒し救うこともできれば、凶器にもなります。

 

医療の現場では、医療技術とともに、言葉でも人を救うことができるのですね。

 

今年度後期から担当している新潟医療福祉大学での日本語表現法の授業。初年度だけに試行錯誤。資料作りにパワポ、笑いのネタ(笑)毎回、毎回、オリジナルの授業内容を作るのにバタバタしているため、準備が大変なのです。

 

そんなに大変なら、メルマガやブログまで「しねばいいのに」と言われないよう(笑)

 

こんなに大変なら、メルマガやブログまで「しねばよかった」と言わないように(笑)します。シャキーン!

 

 

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