ポジティブ男子の名言㉓「人間関係は〇〇の多さ」
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田巻の息子、中3ポジティブ男子、略してポジ男の名言、迷言?シリーズです。
昨年末に生徒会長になったポジ男は、この半年あまりで様々なことを体験し、学んでいます。
全校生徒の前でする挨拶を考え、実際にスピーチすることはもちろん、突然、代表として意見を述べるように求められることもあるとか。自分の考えを簡潔にまとめて、伝わるように話す訓練のようなものです。
しかし、それ以上に学んでいるのは人間関係かもしれません。
先生や生徒会の仲間の人間関係、さらには生徒会で決めたことを友人たちに理解してもらえるよう話すなど、当初予想していた通り、悩んでは解決を繰り返し、学びの場となっています。
先生への相談の仕方、仲間への話のもっていき方、何事も社会で生きるための勉強です。
その人間関係を作っていく上で、最近ポジ男が気がついたことがあるというのです。
母とポジ男の会話です。
ポジ男「人間関係って、数学的に言うと、約数の多さだと思うんだよね。」
母「出た!またかっこつけた言い方!(笑)約数?」
ポジ男「みんなそれぞれ個性があって、例えばそれを数字に例えると、10の人は、約数が1・2・5・10。12の人は、 1・2・3・4・6・12。この2人に共通する約数、いわゆる公約数は1と2の2つ。」
母「はいはい。その公約数が?」
ポジ男「2人にとっては、何か興味のあることとか、考え方とかの共通点。」
母「ほ~。」
ポジ男「18の人の約数は、1・2・3・6・9・18だから、12の人とは公約数が1・2・3・6の4つで多くなるから、より共通点が多くなって会話にも活かせるかも。」
母「じゃあ、もともとの数が大きい方がいいね」
ポジ男「でも、大きくても例えば73とかは、1と自分自身でしか割り切れない素数だから、共通点は1しかないよ。」
母「あっ、素数ね。確かに。」
ポジ男「相手との公約数になるような数字をいくつ持っているかが人間関係に関係するような気がするんだよ。」
母「じゃあ、いろいろな相手と共通するような約数になる数をたくさん持っている人の方が相手とコミュニケーションをとりやすいってこと?」
ポジ男「そういうこと!持っていることも大事だし、増やすことも大事だし、共通点をいくつ見つけられるか、だね。」
田巻が行っている研修の中でも、コミュニケーションについては相手との共通点を見つけ出すグループワークをします。共通点を公約数に例えるのは正直、目からウロコでした。
もともと10の数字の人がたくさんの約数になる数を集めると、100になることも可能です。
単純に公約数としてわかっていることの他にも、共通点を見つけ出せる力も必要で、また、相手の話に共感すること自体も共通点になります。
最近は、リーダー像もどんどん変わってきていると言われています。ポジ男の様子を見ていると、あまり話ができない友人たちの間に入り、仲を取り持つことが多いように思います。
お互いに公約数が少ないと思っている友人2人。またはグループ。ポジ男はそれぞれの良さを知っていて、その間に入り、手をつなぐように促す・・・。
自分だけがどんどん人と繋がるのではなく、「人と人を繋げる」ことが、結果自分の人間関係を作っていくのではないでしょうか。大人の私たちも、普段の人間関係、仕事の繋がりも同じですね。
さて、数学的になんて言って、かっこつけているポジ男ですが、先日衝撃的なことが。
なんと!「ホルスタイン」が牛であることを知らなかったのです。
そんなコト考えたことなかったクイズ『トリニクって何の肉?』というテレビ番組をご存知でしょうか。
昭和世代が平成生まれの若者に、知っていて当り前の常識をクイズにして出題します。タレントはじめ、有名大学の学生たちも多く参加していますが、いくら偏差値が高い大学の学生でも、びっくりするような答えを出します。
「ホルスタイン」自体を聞いたこともないと自慢気に言い、馬や鳥だと答えた若者が続出。同じように、ポジ男も「鳥?」とつぶやき、耳を疑いました。ギリシャ神話の神ホルスが、頭が鷹?だから鳥かと思ったと。
なんでそれを知っていて、牛を知らないかなあ~。牛だけに、モ~!!!びっくり。&母、反省です。
これまでのポジ男の迷言シリーズはこちらで。
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https://www.tamakikatsuki.com/pojio22/
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