目くじらを立てる!目の鯨?

田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2023年6月9日配信分のメルマガの内容です。編集後記やセミナー情報などをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。メルマガは毎週金曜日の午後に配信しています。

先週の郵便局の出来事を、エピソードとして大学の学生に話してみました。

メルマガ No.294 「『思いやり』と『余計なお世話』」

https://www.tamakikatsuki.com/yokeinaosewa/

 

そのなかで、「そこまで目くじらを立てることではないので・・・」と言ったところ、「目くじらを立てる」の意味はなんとなくわかっていても、なぜ、「目の鯨」なのか、面白い表現だという感想が寄せられました。

 

目から鱗が落ちました。確かに、「鯨」に由来していると思っている人もいるかもしれません。

 

 

「目くじらを立てる」は、目をつりあげて人のあらさがしをする。他人の欠点を取り立てて非難することを言います。

「目くじら」とは、「目尻」を意味します。その語源は、「目くじり」という言葉が訛った表現で、「くじり」とは、物の隅や端を表す言葉として使われてきた古語。元々は「口」と「尻」が合わさった言葉だといいます。

 

言葉の終わりを指す「言葉じり」からも「じり」という表現に端のニュアンスが含まれることがわかります。

 

「目くじら」に「立てる」を付けることで、目尻がつり上がっている様子、つまり、怒っている表情を表すようになったようです。それが表情だけではなく、相手を責めたり、とがめたりする意味でも使うようになっていったのですね。

「鯨」とは、まったく関係がありません。

 

そういえば、むか~し、昔、鹿児島放送時代に「薩摩すんくじら」という焼酎を取材したことがありました。こちらも「鯨」とは関係ありません。鹿児島弁で「すんくじら」とは、隅をくじる、意味は「隅っこ」です。南さつま市という場所が、県の隅っこにある場所から名付けられたようです。目くじらの語源や意味と共通する点があり、面白いものです。

 

先日は、友人が「地震雷火事親父」という表現が大学生の子供に伝わらなかったと驚いていました。学校で習う表現や受験で覚えることわざなどは、実際に使わなければ忘れてしまいます。

 

日々の生活のなかで、周りの大人が使う言葉を聞かなければ、確かに今の子供たちには初めて聞く表現も多く、「そんなことも知らないのか」と責めることもできません。正直、大人だって、知らない言葉が多いのですから。

 

 

友人の話を聞いて、そういえば、息子にも「本当にこの言葉知らないの?」と聞いたことがあったのですが・・・その言葉が何だったか、頭のなかの「すんくじら」に追いやられてどうしても思い出せずにイライラしています。

 

***************************************

      ●○●編集後記 ●○● 

***************************************

物忘れもひどくなれば、老眼も進み、大人になるってこういうこと。しかし、この年にして初めて、コンタクトをすることになりました。仕事でご縁があった眼科で「遠近両用コンタクト」をすすめられ、試してみると・・・なんということでしょう。

 

遠くも見えれば、手元も見えることに感激。目から鱗、ではなく、目からコンタクトレンズを落とさないようにしなければ。

 

 

拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』をもとに、インスタグラム「ビジネスマナーミニ講座」をお伝えしています。毎週火曜日に更新します。フォローしていただければ嬉しいです。

田巻 華月 Instagram

https://www.instagram.com/katsuki_tamaki/

拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』は、お陰様で重版、3刷出来し、電子書籍も発売になりました。本を持ち歩かなくてもいいので、とても便利というお声をいただき、ありがたいことです。ご自宅や会社に紙面で一冊、更にkindle版もいかがでしょうか

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

メルマガをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

オフィシャルサイト こちら

暗闇を照らす月のように それぞれの道に寄り添い光をあて 華を咲かせるお手伝い 

~ あなた ~ MFleur 代表 田巻 華月

オフィシャルサイト こちら

Ameba Blog こちら

田巻 華月(個人) Facebook こちら

M*Fleur Facebook こちら

『「秘書力」で人生を変える!』Facebook こちら

『「秘書力」で人生を変える!』Amazonこちら

Instagram こちら

Twitter こちら