夕まずめに「夕まずめ」を思う

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近くの神社にお参りし、公園を通ったあとに、日によってコースを変えてウォーキングをしています。18時頃に公園を通ると、子どもたちが遊具で遊んでいますが、その様子を見て、思い出した言葉があります。

それが、「夕まずめ」です。この言葉をご存じでしょうか。釣りが趣味の方なら、当り前のようにご存じかもしれません。

 

 

「まずめ」とは、 日の出と日没の前後。それぞれ朝まずめ・夕まずめといい、この時刻は魚が餌をよく食うとされ、釣りにもっともよい時間なんだそうです。

 

昔から知っているように書いてしまいましたが、田巻がこの言葉を知ったのはつい最近のことで、その出会いはあるドラマでした。

 

タイトルは『帰らないおじさん』。原作は漫画で、テレビドラマ化され、昨年秋にBSで放送されました。働き方改革で得られたアフター定時を存分にいかすために、出会った“おじさん”3人がさまざまな企画を考えて実行するのですが、その最初のナレーションがこうです。

 

 

「沈みゆく太陽が、あたりを赤く染める夕まずめ。そのひとときに最後の青春があると信じ、思い切り楽しんでいるおじさんたちがいる・・・」

 

 

このナレーションを聞いて、「ん?何と言った?ゆ・う・ま・ず・め?」と調べたわけです。

 

ドラマのなかでも、

「夕方のことを夕まずめって言うんですね。知らなかった」

「たそがれ、薄暮、ひともしごろ【火灯し(点し)頃】とも言いますね。夕まずめのこの時間好きなんですよ。子どもの頃、もうちょっと遊びたいっていうあの感じを思い出すんです」なんて会話もあり、学びとともに、田巻も昔を思い出しました。

 

釣り用語であったとしても、日常に使うと、見える世界が違う気がします。

 

釣りといえば、日常会話でもよく使う「しおどき」「場違い」なども海から来た言葉です。

 

「そろそろ、しおどきかな」なとど使う「しおどき」=「潮時」は、漁をする上で最良の潮の時間帯を指す言葉です。もともとは、良い意味で使われていた言葉が、今では否定的な言い回しに使われることが多くなりました。

 

また、その場の雰囲気にそぐわないという意味の「場違い」も、もともとはとれる魚の領域を示す漁師用語なんだそうです。本来とは違う領域でとれた魚を「場違い物」などと呼んだそうです。

 

 

漁師用語や釣り用語が生活のなかに入り込んでいるのは、海に囲まれた日本ならではですね。言葉の世界は、海のように深いようです。

 

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