「W杯」を何と読む?

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バスケットボールワールドカップ2023。4年に1度のバスケ世界一決定戦は、連日、新聞やテレビ、ネットニュースでも報道されています。

昨日ベネゼエラに逆転勝ちし、記事には、「日本逆転 五輪へ王手」のタイトルがつきました。

NBA渡邊雄太&国内組が融合した日本代表12人が挑む歴史を塗り替える戦いは、バスケファンならずとも結果が気になるところでしょう。

 

国内組の一人、”小さな巨人“、初出場を果たした主将の富樫 勇樹選手は、新潟県新発田(しばた)市の出身です。そのため、地元での富樫選手関連ニュースを田巻も読む機会がありました。富樫選手の父、英樹さんは、開志国際高校バスケ男子の監督ですが、取材でも取り上げられています。

 

ところで、ニュースを読む際、原稿には「バスケットボール男子W杯」の文字が当たり前のように書かれています。新聞などやネットの世界でも「W杯」の表記に違和感を持つ人は少ないでしょう。

「W杯」を何と読みますか。

 

もちろん、答えは「ワールドカップ」です。「ダブリューはい」「ダブルはい」と読む方はいないでしょう。

 

「W杯」は「当て字」「当て読み」としての表記で、「ワールドカップ」と読みますが。放送では音声で「ワールドカップ」と言いながら、画面では短いタイトルにできます。(ちなみに「五輪」は、「オリンピック」「ごりん」どちらも読みます。)

 

しかし先日、今どきの反応に驚きと共に納得せざるを得ない話を耳にしました。

 

小学生が「W杯」の表記を見て、「ワラハイって何?」と聞いたというのです。

SNSなどで使う表記として「W」は、「笑」だと小学生にも浸透しています。そこで、「ワラハイ」というわけです。

更には「W」=「草」。「草」とは、インターネット上のコミュニティやSNSなどでよく見られる「笑い」を表すネットスラング(インターネット上で使われる俗語)です。

 

単体で「草」と使われることもあれば、文章の中で「草生える」「草生やす」と言ったり、笑えない状況を「草も生えない」と表現することもあります。笑える状況を文章で表す際、もともと文末などに「(笑)」が使われることが多くありました。実際、田巻は今もよく使いますが。

 

 

日本語入力のできない海外ゲームなどで「warai」としていたのが徐々に簡略化され、最終的にすべてローマ字入力の頭文字である「W」で表現されるようになったようです。その後、ネットの動画内のコメントでは、面白さの度合いを「w」の連打で表すようになります。



大爆笑のシーンで視聴者が一斉に「wwwwwwwwwwwww」と入力するのが、画面上に草が生えたように見えると書かれたことから、笑いを表す「草」が誕生しました。



やがてSNSの普及で「草」が一般的に使われるようになりました。残念ながら、「ワラハイ」ならぬ、「クサハイ」と読まれても仕方ないかもしれません。

 

 

また、別の読み方では、新聞の見出しの「中ロ主導」を、「チューグチシュドー」と読んだ小学生。確かに、「中」が漢字なら「ロ」も漢字だと思ってしまいます。見出しの文字数に限りがありますが,「中国とロシアが主導」のように,できれば省略をしないほうが伝わります。

 

政治家の問題発言に対して、テレビのコメンテーターが「冗談半分かもしれませんが」とコメントしたことに、「半分は本気なんだね」と指摘した小学生。

 

「辞任ドミノ」という見出しに対して「遊びのドミノに例えてもいいのか」と疑問を持った小学生。

 

子どもたちが納得できるメディアであるにはどうすればいいのか・・・日本語の省略、ネットスラング、巷に溢れる若者言葉。と田巻が悩んでも何もできないのですが。

 

できるのは、「W杯」を「ワラハイ」と読んだ小学生のエピソードを伝えるだけです(笑)

 

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