なぜ働くのですか?

田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容を1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2018年2月9日配信分のメルマガです。

 

ビジネスの場では、お客様のために時間を使っています。自分のためではなく、人のために時間を使う・・・仕事をする、働くということは、人のために「命」という「時間」を使うことだと前回のメルマガでお話しました。

 

ところで皆さんは、なぜ、何のために働くのですか?

生きていくために、家族を養うために稼がないといけないから当たり前・・・ですね。ごもっともです。

 

では、今さらですが「働く」とはどういうことでしょう。

 

辞典で言葉自体の意味調べると、仕事をする、 労働する、 機能する、 活動する。はい。納得です。語源と由来を調べてみると、「働」という漢字は国字(日本で創られた漢字)です。漢字の故郷である中国には「働」という漢字はなかったそうです。

 

これは、中国の儒教文化においては働くということが重視されてなかったためで、一方日本では働くことが重視されており、「はたらく」という言葉が存在していました。この言葉に当てはめるために「人が動く」という漢字を創ったそうです

 

語源は諸説あるようですが、「はためく」と同様に、「とまっていたものが急に動く」という意味。はためくとは、布や紙などが風に吹かれてひるがえるはたはたと音を立てることですね。同じように、「からだ(=人)が動く」→「労働する」という意味になったようです。

 

そしてもう1つ、こんな説をよく聞きますはた(傍)をらく(楽)にする」という説。

 

「はた」というのは他者のことです。他者の負担を軽くしてあげる、楽にしてあげるというのが「働く」ことだという説です。

 

賃金を得て家族を楽にすることも「働く」ですし、地域のために雪かきをして負担を軽くして楽にしてあげるのも「働く」。お金をもらってももらわなくても人のために人が動く。これが「働く」ということ。

 

田巻はこの考え方が気に入っています。実はこの説を大学の授業で話したところ、若者たちには衝撃だったようです。自分のためではなく、まずは人のために動く、時間を使う、結果、それは回り回って自分のところにもやってくるのでしょう。

 

人のために「命」という「時間」を使うなんて、そんなことなかなかできないと思った学生も多かったのですが、実は誰もがしている、できることだったのですね。

 

お客様、周囲の人、家族の役に立てるよう、喜んでもらえるよう、人のために動く。そんな気持ちを持って動いているのか、それとも、まずは自分のため自分のためと思って動いているのか、気持ちの持ち方で行動や態度は随分違ってくるのではないかと思います。

 

では、最初の質問に戻りますね。なぜ、何のために働くのですか?

 

この質問を、私が主宰する魅力塾で起業女性たちにしたことがあります。経済的に自立、家族を守るため。自分がしている仕事(お花、アロマ、食など)の素晴らしさを伝え喜んでもらうため。

 

さらには、頑張っている自分を好きでいられるように。強い自分でいるため。自己実現。自分の存在価値の確認、などなど。その答えは実に様々で納得するものばかりでした。

 

正解なんてありません。みんな違って当たり前。みんな違ってみんないいのです。なぜ、何ために働くのか、たまに自問自答することは、今の自分の仕事に向き合うことなり、モチベーションアップにつながるかもしれません。

 

実は最近の田巻は、この自問自答が続いています。「くそ~!こんなに苦しい思いをしてまで何でこの仕事をするんだ~!」あっ、失礼しました。

 

ありがたいことに講演や研修依頼のお話が増え、依頼を受けた時はお役に立てる喜びで心満たされます。しかし、それはすぐに苦しみに変わります。講師としてはまだまだ未熟であると痛感しています。

 

対象となる皆さんは小学生から社会人までと幅広く、職種も保険営業、保育士、トラックドライバー、経営者など広すぎます。聞いてくださる方にどんな内容がふさわしいのか、どんなことを伝えればお役に立てるのか、毎度毎度、プレッシャーと共に産みの苦しみを味わっています。

こう見えても・・・(笑)

 

そして、お役に立てるよう悩んで、苦しい思いをしているのは、おお!この仕事に真摯に向き合っている証拠ではないか、それは聞いてくださる方への礼儀!自分で自分のお尻を叩きます。

 

その苦しみが喜びに変わるのは、講演や研修が終わったあとの皆さんの反響や笑顔です。その一瞬を味わうため、人のために「命」という「時間」を費やしています。

 

その苦しみを味わえるのも、生きている証拠。もはや、ドS田巻かドМ田巻かわかりません。

 

先日、フリーアナウンサーの有賀さつきさんが亡くなりました。1つ上の雲の上の存在でしたが、フジテレビのアナウンサー試験の際、係員として案内してくださったのが思い出されます。

 

生きていたら、こんなこともあんなこともしたかったはず。芸能人はじめ、身近な人の死を通して生かされていることに気付きます。(すみません。また修行僧 田巻が出てきました。)

なぜ、何のために働くのか?この究極の答えを、田巻は拙著『「秘書力」で人生を変える!』のコラムで書いています。

 

答えは・・・

 

生きているから

 

 

何のために?

 

 

生きた証を残すため

 

 

私はこれまで大事故や飛行機事故寸前の経験をしています。2度死んだも同然。生きているのは奇跡です。父だけでなく、親友が若くして逝きました。自分が生かされていることに恥じぬよう、「苦しいことを経験できる幸せ」を味わい、大変だと思う時は、「大きく変わろうとしている」と受けとめています。

 

 

「だって~私は生きているんだから~」たまにおかしくなって歌いたくなるのですが、答えはいたってシンプルです。

 

「命」は人のために使う時間と話した日野原重明先生のような偉業は達成できませんが、それでも残された時間を人のお役に立てるよう過ごしたいと思っています。

 

今もいくつかの講演、研修を同時進行で考えています。修業僧田巻です。(笑)

メルマガ過去の内容はこちら。ブログでは1週間遅れで、簡潔にお伝えしています。

メルマガ No.1 ~ No.10

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」No.1~No.10

メルマガ No.11「心に響いた言葉『〇〇〇〇〇』」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

心に響いた言葉「〇〇〇〇〇」

メルマガ No.12「『ごきげんよう』は〇〇〇の言葉」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「ごきげんよう」は〇〇〇の言葉

メルマガ No.13「夢はありません」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

夢はありません

メルマガ No.14「夢はありません 続編」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

夢はありません 続編

メルマガ No.15「一生付き合う言葉」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

一生付き合う言葉

メルマガ No.16「命は人のために使う時間」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

命は人のために使う時間

田巻 華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナー 「1ミリでも前へ!一歩踏み出す勇気とやる気をプレゼント!」をコンセプトに、生涯アナウンサー&元秘書 田巻華月がおおくりしています。

メルマガをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

オフィシャルサイト こちら

暗闇を照らす月のように それぞれの道に寄り添い光をあて 華を咲かせるお手伝い 

~ あなた ~ MFleur 代表 田巻 華月

オフィシャルサイト こちら

Ameba Blog こちら

田巻 華月(個人) Facebook こちら

M*Fleur Facebook こちら

『「秘書力」で人生を変える!』Facebook こちら

『「秘書力」で人生を変える!』Amazonこちら

Instagram こちら

Twitter こちら