牛に引かれて・・・【田巻メルマガ】
田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2025年6月27日配信分のメルマガの内容です。編集後記やセミナー情報などをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。メルマガは毎週金曜日の午後に配信しています。
先週、このメルマガを配信したときは、長野県の松本市におりました。毎年恒例となった誕生日のひとり旅。今年は2泊3日信州の旅でした。
松本市では、松本城の天守に登り、松本市美術館で草間彌生の作品を鑑賞。その日は長野に暮らす親友と1日を過ごしましたが、その他は気ままなソロ活です。
前日は戸隠神社に参拝。往復1時間半もかかる山道で、果てしなく続く石段を登り、もはや登山。気がつけば、周りには山登り用のストックに、クマよけの鈴をつけた人たちが大勢いて・・・
や・や・や・やばい。
猛暑のなか、なんとか頂上までたどり着き、無事に御朱印もいただきました。もう二度と行かないと思います・・・
そして長野と言えば、やはり、善光寺です。
「一生に一度は善光寺参り」という言葉は聞いたことがあると思いますが、江戸時代から「一度でも参拝すれば極楽往生できる」と信じられてきました。
そしてこの言葉と同じくらいよく知られているのが、「牛に引かれて善光寺参り」です。
お恥ずかしい話、田巻はこの言葉の意味を、そのままの意味で捉えていました。ところが、たまたま目にした自宅のカレンダーに、「生き物ことわざクイズ」として、「〇に引かれて善光寺参り」と共に、「牛」が正解とありそこに、意味は「ふとした偶然や他人の誘いから良い結果が得られること」と書かれているではありませんか。
辞典にも、「思ってもいなかったことや他人の誘いによってよいほうに導かれることのたとえ」とあります。
え、ええ~!そうなの?そういう意味? え?どういう意味?ということで、善光寺のホームページで調べてみると、そこに逸話が書かれていました。
引用して説明します。
昔、信濃の国に心が貧しい老婆がいました。ある日、軒下に布を干していると、どこからか牛が一頭やってきて、その角に布を引っかけて走り去ってしまいました。
老婆は怒りながらその牛を追いかけていくと、善光寺までたどり着きます。日は沈み、牛は見えなくなりましたが、善光寺の仏さまの光明が老婆を照らしました。ふと、足下に垂れていた牛の涎(よだれ)を見ると、まるで文字のように見えます。
その文字をよく見てみると
「うしとのみおもひはなちそこの道に なれをみちびくおのが心を」
(牛だと思い(布を引っかけて走る牛を)追いかけてきたが、その道で自分を導いているのは、自分の心なのだ)
と書いてありました。
老婆はたちまち菩提の心(仏様を信じて覚りを求める心)を起こして、その夜一晩善光寺如来様の前で念仏を称えながら夜を明かしました。そしてたまたま近くの観音堂にお参りしたところ、あの布がお観音さんの足下にあったのです。牛に見えたものは、この観音菩薩様の化身であったのだと気づき、ますます善光寺の仏さまを信じて、めでたくも極楽往生を遂げました。そしてこの観音さまは今、布引観音といわれています。
この逸話が、「牛に引かれて善光寺参り」と語り継がれ、善光寺の信仰の広まりと共に全国に知られることになったそうです。
今年の誕生日は、実は北海道に行きたいと考えていましたが、仕事の都合がギリギリまでわからず、計画を悩んでいたところ、新潟から長野の実家に居を移した親友が、「長野に来たら?」と声をかけてくれたのです。
「牛に引かれて善光寺参り」の本当の意味を知ったあとに声をかけられたので、これも何かの導きと思い、信州の旅に決めました。
2025年2月20日には、kindleや楽天などのサイトで電子書籍が発売になりました。分厚い本ですが、電子書籍なら気軽に確認できます。
こちらからどうぞ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
電子書籍 『改訂版 安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』
改訂版 安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座
Amazonサイト 内容詳細もこちら。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』をもとに、インスタグラム「ビジネスマナーミニ講座」をお伝えしています。毎週火曜日に更新します。フォローしていただければ嬉しいです。
田巻 華月 Instagram
https://www.instagram.com/katsuki_tamaki/
拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』は、お陰様で重版、5刷出来しました。ありがたいことです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メルマガをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オフィシャルサイト こちら
暗闇を照らす月のように それぞれの道に寄り添い光をあて 華を咲かせるお手伝い
~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
オフィシャルサイト こちら
Ameba Blog こちら
田巻 華月(個人) Facebook こちら
M*Fleur Facebook こちら
『「秘書力」で人生を変える!』Facebook こちら
『「秘書力」で人生を変える!』Amazonこちら
Instagram こちら
Twitter こちら
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆