うれしみが深い!?

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昨年末、クリスマスに嬉しい知らせが届きました。拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』の4刷が決まったというものです。

 

本離れが著しいなか、重版するのは非常に難しい出版業界です。そんななか、初版から2年半で4刷は本当にありがたいことです。1冊目も3刷ですが、今回はそれを超えることになりました。実際は今月中に4刷発行となりますが、お会いしたこともない誰かの手に届き、活用していただけると思うと感無量です。少しでもお役に立てれば幸いです。

ところで、この感情を今どきの若者なら、SNSでこう呟くのでしょうか。

 

「うれしみが深い」

 

「うれしみ」の意味は「うれしい」と同じです。SNSなどの文面で使われることが多いようで、ハッシュタグで「#うれしみ」の投稿は若者だけに留まりません。

語尾に「み」をつける理由の一つはシンプルに「可愛いから」だそうです。若者ならではの発想で「こんな可愛いプレゼント、うれしみ~」というように使うようです。他にも「やばい」を「やばみ」と表現することもあるようで、確かに、若い女性タレントが使っているのをテレビで見たこともあります。

 

語尾に「み」をつけるもう一つの理由は、名詞化できるからでしょうか。「温かみ」や「面白み」のように、形容詞に「み」をつけて名詞として使うのと同じで、「うれしみ」も名詞として使われ、「うれしみを感じる」「うれしみが深い」という表現です。

いつの世も、若者ならではのセンスで新しい言葉が誕生するものです。SNSがある現代は、それが特に盛んで正直ついていけませんが、コミュニケーションが苦手な若者が増えているなかで、若者同士のコミュニケーションがとれるのであれば、それも“あり”なのかもしれません。もちろん、正しい言葉遣いを知っての上ですが・・・

 

 

女子高生が「うれしみの舞」とテロップをつけてSNSではしゃぐ姿は、本当に嬉しそうです。今は性別を口にする時代ではありませんが、それでも、流行を作り出すのは女子高生が多く、それは、女性が元気だと世の中が明るい、さらには、お母さんが元気だと家庭が明るい、などの定説につながります。

まさに、女性が喜ぶ、楽しむこと自体が「うれしい」こと。なんと!「嬉しい」という漢字は「女性」が「喜ぶ」と書くではありませんか。

ここで語源を調べてみると、まず「喜」は、二つの漢字「壴」+「口」からできています。「壴」はトウと読み、その語源は象形文字で、”台座を含む飾り付きの太鼓”、または、”食物(ごちそう)を盛るための台の付いた器”と解釈されています。

 

このことから、「喜」は、”太鼓をたたいて音楽を奏するよろこび”又は、”ごちそうを飲食するよろこび”、その両方から、よろこぶ意になったと言われているようです。

 

また、楽器を奏して神に供え物をして祈ることで神をよろこばせたとの解釈もあります。いずれにせよ、音楽とごちそうは誰しもが楽しめ、よろこべることから一般的なよろこびを意味するようになったと考えられます。

 

では、女性が喜ぶと書いて嬉しいとは?

「嬉」は、「喜」に「女」を付けているので、女性と共に音楽やごちそうを楽しむ姿、あるいは、女性が音楽やごちそうを楽しむ姿を表していると言われています。

 

つまり、にぎやかに笑いながら音楽や食事を楽しむことから、嬉しいという意味で使われるようになりました。「女性と(が)音楽やごちそうを楽しむ」→「笑みが出るように喜ばしい」ことだ、ということでしょか。

 

やはり、女性がよろこぶことは嬉しいこと、女性が元気だと世の中が明るいに通じ、漢字はよくできていると思います。

さて、拙著4刷に加え、タブレットなどで読むことができる電子書籍も好調で、ありがたいことです。

 

「うれしみの極み」でございます。

 

 

拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』をもとに、インスタグラム「ビジネスマナーミニ講座」をお伝えしています。毎週火曜日に更新します。フォローしていただければ嬉しいです。

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拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』は、お陰様で重版、3刷出来し、電子書籍も発売になりました。本を持ち歩かなくてもいいので、とても便利というお声をいただき、ありがたいことです。ご自宅や会社に紙面で一冊、更にkindle版もいかがでしょうか

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