つなぐ

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最近、にわかラグビーファンの田巻と中3息子の会話です。

母「ラグビーでも子どもたちと手をつないで入場するんだね。バレーボールも。サッカーだけかと思ってたよ」

ポジティブ男子「エスコートキッズには、ちゃんと意味があるんだよ。知ってる?」

 

 

母「なぬ?そのスポーツをしている子供たちに夢を!でしょ?」

ポジ男「浅い・・・」(ポジ男はサッカー部です)

 

 

 

母「ちょ、ちょ、あ、あ、ア・サ・イ・・・深いとこ教えなさいよ」

 

 

 

ポジ男「フェアプレーの精神で、子どもたちの目の前で、汚いことはせずにルールを守って、恥ずかしくないプレーをするってことだよ」

母「深い・・・」

 

 

ポジ男「あと、試合前の選手が熱くなって喧嘩とかしないようにって聞いた。子どもと手をつないでいると、にらみ合いとか出来ないよね」

 

 

 

 

どんなスポーツも、試合となるとエキサイトするのは当り前ですが、試合前にそのようなことがないよう、子どもたちの手をつなぐことで冷静さを取り戻せるのですね。

 

田巻も調べてみました。公益財団法人 日本サッカー協会によりますと、「子どもたちに夢を与えると同時にフェアプレー精神を大切にし、サッカーをする者は皆仲間であるということをアピールする意味」とあります。

 

国連が推進する児童虐待防止キャンペーンの意味もあるそうですが、いつから、またどこで始まったのかは定かではないそうで、FIFAワールドカップでは、1998年からエスコートキッズが登場しているそうです。

 

 

常に、プロの選手は子どもたちのお手本でなければならないということですね。

 

 

 

さて、大人は子どものお手本でなければならないのに、最近では目も当てられない事件ばかりです。特に、目を疑ったのは、神戸市の小学校の教師による教師のいじめです。

もし、加害教員たちの横に教え子の子どもたちがいたら。

もし、心の中で自分の子供や教え子の子どもたちと手をつないでいたら・・・

子どもに恥じない生き方ができたかもしれません。

 

 

 

子どもが幼い頃は、しっかりと手を握り、手を離さず、成長するにつれて、手を離しても目は離さず、更にその後は目を離しても、心は離さないと心に留めてきました。

 

本来の言葉は、山口県の教育者が「日本時事評論」にまとめもので、同じような教えはアメリカインディアンの教えをまとめた本にも出ています。

 

子育て四訓
一、乳児はしっかり肌を離すな
一、幼児は肌を離せ手を離すな
一、少年は手を離せ目を離すな
一、青年は目を離せ心を離すな

 

子どもの発達段階で、親がどの程度の距離感で接するのが理想的かを示したものですが、「離せ」と言っています。

 

 

乳児から青年になるまで、肌を離し、手を離し、目を離し、最後は心だけがつながっています。心だけがつながった時、本当の意味で子どもは自立でき、親も子離れできるのでしょう。

 

 

親である大人が自分から子どもの手をつないであげていると思っていますが、実は、子どもに手をつないでもらっているのかもしれません。

 

そのお陰で恥じない生き方が出来るなら、心の中だけでも、ずっと手をつないでもらいたいものです。皆さんは、どう思われますか?

 

 

 

田巻は、今では手もつないでもらえない息子の小さな手を思い出して、いつも心でつなぎます。

 

 

さて、つなぐ・・・と言えば、先日、自著2作目企画決定後の打ち合わせで出版社を訪ねました。ここからは、編集者と手をつなぎ、刊行までの長い道のりです。

【自著2作目企画決定!見守ってください!ビジネスマナー本出版への道】

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自著2作目企画決定!見守ってください!ビジネスマナー本出版への道

 

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