自信と品格!全ては子供たちの笑顔のために~つくしこども園園内研修~

日本最初の保育園はここ新潟から始まったそうです。129年前に新潟市の保育園で預かり保育を始めたのが日本の保育園の始まりです。保育園の先生方のおかげで、たくましく育った息子。息子が育ったのは鹿児島ですが、このような形で新潟の保育園の先生方に恩返しが出来るのは嬉しいことです。

新潟市私立保育園協会から始まり、現在は新潟県保育士会パワーアップセミナーの初級保育者講座を担当していますが、今回は新潟市北区にある幼保連携型認定こども園 つくしこども園の研修におじゃましました。

つくしこども園さんは、普段から熱心に様々な園内研修に取り組んでいらっしゃいます。こども園ですので、保育士さんもいれば、幼稚園教諭の方、調理師さんも参加されます。田巻の研修は、マナーについて、来年はじめまで数回に分けて段階をふみながら進めていきます。

 

園の基本理念は、「人として生きていくための基礎を培う」。そのためには、先生方が保育以外の知識を持ち、社会人としての基本をおさえ、自信と品格を持ってほしいのです。

 

初回は4時間にわたり、早朝から研修です。ロールプレイングやクイズ、田巻の子育て談なども交えながら、マナー、コミュニケーション、言葉遣いなど社会人としての基本を楽しく真剣に学んいただきました。

「皆さんは、プロの保育士さんですか?プロの保育士さんとはどんな人ですか?なぜ、保育士さんになったのですか?」そんな問いかけで始まりました。共通点は「子供が好きだから」。そんな子供たちの笑顔を支えているのが、保育士の皆さん。先生の笑顔が子供たちの笑顔に繋がっています。

その先生に、社会人としてのマナーや心構えを知ってもらい、少しでも自信をつけて、笑顔になってほしい。そんな願いを込めてお伝えしました。最近の事件事故は保育士に関連することも少なくありません。プロの保育者である自覚をもっていただくため、多方面からお伝えしています。

ロールプレイングで、スマホで撮影し、自分を客観的に見て、できていないことは自覚していただきます。

お2人にお手伝いいただき、感じがいい表情についても実験しました。

 

会社員時代、大きなお腹で保育園選びをしたこと。年度始めでなければ入れないため、泣く泣く育休を途中で切り上げて6か月で息子を預けたこと。初日は自分の方が泣きながら、保育園の先生方の言葉に助けられたこと。ついこの前のことのようです。

保育園や幼稚園の担任の先生は、入園してきた子にとっては、人生で初めて出会う自分の先生赤ちゃんで、その時は覚えていなくても思い出の写真の中ずっとずっと残っている先生人の人生の1ページに残るって、素敵なことじゃないですか。多くのことを投げかけました。先生方が自ら気付くことを待っています。

 

夢を持って、保育士として現場に出てもきっと、現実は楽しいことばかりではないでしょう。子供が大好きで選んだ道でも矛盾を感じる現実。将来を担う子供たちを預かるのは責任重大ですが、人の成長に寄り添う大きな仕事を選んだことに誇りを持って、子供たちの笑顔あふれる毎日を支えてほしいものです。少しでも、先生方の参考になり、先生自身が笑顔で仕事が出来ることを願います。

チームはかけ算。みんなが進もうとしているところに1人でも0がいると、みんなの努力は0になってしまいます。「チームつくし」として、1人が1ずつでいいから進み、全員力で進んでいきましょう。次回、先生方の変化が楽しみです。

 

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