本当は怖い!?〇〇〇〇坊主
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九州豪雨はじめ、全国各地の雨の被害には心痛みます。地元鹿児島をご心配いただく連絡にも、この場を借りて御礼申し上げます、
雨と言えば、我が家のリビングのカーテンレールに、もう10年近くぶらさがっている・・・「てるてる坊主」たち。
息子が小学校1年生の頃、降り続く雨がやんで晴れてほしいと、遠足の前の日に作ってぶら下げたものです。晴れてほしいという思いは強く、20体も。1体なら、かわいいものですが、てるてる坊主の集団は少々怖いものがあります。現代では、子供たちが歌でも歌いながら天気を願う微笑ましい風景ではありますが、そもそも、てるてる坊主自体、本当は怖い由来が・・・
「てるてる坊主、てる坊主、あ~した天気にしておくれ~」の後の歌詞をご存知でしょうか。
(1番)てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに、晴れたら金の鈴あげよ
(2番)てるてる坊主・・・繰り返し
わたしの願いを聞いたら、あまいお酒をたんと飲ましょ。
(3番)てるてる坊主・・・繰り返し
それでも曇って泣いてたら、そなたの首をチョンと切るぞ。
く、く、首をチョン切るなんて・・・歌詞が残酷すぎるとして、3番はカットされることもあるようです。
てるてる坊主で晴れを祈る風習は、平安時代に中国から伝わったとあります。ただ、中国では「坊主」ではなく、ほうきを持った女の子で「晴娘」という名の少女にまつわる伝説が起源のようです。
遠い昔、雨が降り続いて困っていたとき、天から「その美しい娘を差し出せば晴れにするが、差し出さなかったら都を水没させる」との声が。人々を大雨から救うため、少女が犠牲となり天に昇ると、空は雨雲をほうきで掃いたように晴れわたったといいます。切り紙が得意だった女の子を偲んで、紙で「掃晴娘(そうせいじょう)」を作ってつるすようになったとか。
日本では、天候の祈祷をする僧侶にちなんで、「坊主」になったと言われています。降り続く雨に困っていると、一人のお坊さんがやってきます。お経を唱えると、必ず晴れると有名なお坊さんだとか。
そこで、殿さまの前でお経を唱えますが、次の日も雨は降りやまず、罰としてお坊さんは首をはねられてしまいます。その首を白い布でくるんでつるしたところ、次の日はよく晴れたのです。これが、日本のてるてる坊主の始まりとされているようですが・・・怖い、怖すぎます。子供に話せば夢に出てきそうです。
昔の子供たちは、本当に大事な日は、「力を持っている」てるてる坊主に本気でお願いしたのでしょう。首を切ると脅してでも、晴れてほしかったのですね。
天気予報が発達した現代でさえ、人間の力で自由自在に雨を降らせたり、スッキリした晴れ間を創りだすことはできません。
現代の子供たちに、あえて残酷な話をする必要もありませんね。「てるてる坊主」は空に願いを届けてくれると信じる純粋な気持ち。サンタさんを信じるか信じないかと同じような気がします。
10年もつるしている我が家のてるてる坊主を見ると、そんな子供の頃の純粋な思い出のようで、いつチョン切ればいいのか、わからないのです。
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~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
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