「テンパる」は、〇〇用語【田巻メルマガ】

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いくつもの仕事を同時進行で取り組んでいます。何から手をつけていいのか「テンパって」しまうこともよくあります。そして、このメルマガを書くのもいつもギリギリで、まさに、「テンパる」ことばかりです。

 

皆さんは「テンパる」ことはありますか。

 

ところで、面白い響きを持っているこの「テンパる」という言葉。口にしたり、文字にして考えてみると、一体何を意味しているのか不思議に思ったことはないでしょうか。

 

「テンパる」は、焦る、いっぱいいっぱいになる、慌てて動揺する、といった意味で、心に余裕がないさまをいう俗語です。

デジタル大辞泉(小学館)によると、「テンパる」は以下のように説明されています。

【テンパ・る<聴牌(テンパイ)の動詞化>

1マージャンで<聴牌>になる。

2転じて、物事の成就直前である、

3俗に、余裕がなくせっぱ詰まっている

 

なんと、麻雀用語であることがわかります。もともとは「聴牌(テンパイ)になる」という麻雀用語から生まれたものだったのです。

「聴牌」は、あと1個、必要な牌(パイ)が入れば上がれる状態になること。この「聴牌」に接尾辞の「る」がついて動詞化したのが「テンパる」です。

 

そして、ここから転じて、「テンパる」は、十分に用意が整うことを言うようになり、さらに、目いっぱいの状態になることも言うようになりました。現在では、「十分に用意が整うこと」の意味ではあまり使われなくなり、「めいっぱいの状態」のほうの意味が多用され、心に余裕がないさまを表す言葉として一般的に使われています。


物事が成就する直前というポジティブな意味が、「切羽詰まる」「余裕がなくなる」という悪い意味に転じて使われるようになったのですね。

 

この「テンパる」のように、体言+接尾辞「る」の組み合わせにより、さまざまな新しい動詞が生まれています。

 

例えば、「グチる(愚痴+る)」や「ヒニクる(皮肉+る)」などはすでに一般的な言葉になっています。他にも、「デコる(デコレーション+る)」「ディスる(ディスリスペクト+る、ののしる、悪口をいう意)」など、長めの言葉を省略することで日本語の動詞らしくなり、多くの若者が使うようになりました。

 

どんな言葉が語源なのかを探ってみると、見える世界が違うように思います。

ということで、テンパったので「テンパる」をテーマにしてみました。

 

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