「しゃをかける」の「しゃ」とは?

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テレビ番組の企画で写真を撮ってもらう50代芸能人が、「しゃをかけてもらわないと~」と話していました。「しゃをかける」という表現は、若い人にはわからないだろうなと思った田巻です。

「しゃをかける」「しゃがかかったような」などと言いますが、ぼんやりと、オブラートに包まれたような、薄い霧がかかったように見える状態を言います。ふんわり、やわらかい雰囲気になり、シワなども目立ちにくくなり、綺麗に見える?効果もあるので、田巻も写真を撮ってもらうならぜひお願いしたいところです。

ところで、その意味は知っていても、「しゃ」とは一体何か、考えたことがあるでしょうか。「シャ〇〇〇」など「シャ」で始まる編集技術の略でも、「なんだか、シャ~って感じ」という曖昧なものでもありません。

そもそも「しゃ」はどんな漢字を書くかご存じですか?

「しゃ」は、漢字で書くと「紗」です。

「紗」を辞典で引いてみると、生糸をからみ合わせて織った、目のあらい織物。薄くて軽いので、夏物の和服地や蚊帳に用いる。うすぎぬ。

とあります。

「紗」とは織物の一種、「紗」の音読みは「シャ」「サ」ですが、訓読みは「うすぎぬ」です。薄く透き通るような織物の種類の名前で、和装がお好きな方はご存じだと思いますが、「絽(ろ)」と共に、夏の着物や僧侶の衣に使われます。

着物だけでなく、帯や襦袢、襟や羽織などにも使われ、素材も現代では正絹(絹100%)もあれば、綿やポリエステルもあります。また、紗や絽が新たに生きる道はないか模索した繊維会社では、ストールやスカーフなども生産しているそうです。

田巻は着物が好きなので、夏の着物として、紗と絽の着物を持っていますが、30代で初めて紗の着物を購入した際に、「しゃがかかる」の「しゃ」は、「紗」であることを知り、驚いたのです。

ニュースを読んでいる放送局の、物知りの報道デスクやカメラマンと話してみても、「紗」が生地の名前であることは知りませんでした。

実際に「紗をかける」技術は、写真であれば、今ではソフトレンズフィルターなどもあり、映像も、編集技術で簡単にできますが、昔は本当に布をレンズに被せていたそうです。

本当にそんなことがあったのか、ベテランカメラマンに聞いてみました。2、30年前の若い頃に、先輩カメラマンがカメラレンズにパンストを被せて撮っていたと懐かしそうに話してくれました。

へ~、そうだったのか~。

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