そこの筋を右へ・・・

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なんということでしょう。先日、田巻にとって衝撃的なことがありました。

このメルマガにたまに登場する「隣のおっさんシリーズ」の隣のおっさん夫婦と飲みに行ったときのことです。お隣さんなので、帰りは一緒にタクシーに乗り込むわけですが・・・

その日はたまたま、運転手さんに田巻が道案内をしました。「そこの〇〇の手前を左に入って、そこの1本目の筋(すじ)を右へ・・・」と説明すると・・・おっさんがポツリ。

おっさん「筋(すじ)って、新潟では通じないよね」

田巻「えっ?通じない?」

おっさん「まあ、わかるけどね。なんとなく道のこと言ってるのは」

田巻「うっそ」

おっさん「関西の方言なのかな。鹿児島も言うの?西の方言?」

田巻「え~!ええ~!!えええ~!!!」

隣のおっさんを疑うわけではありませんが、ニュースを読んでいるUX新潟テレビ21の報道局で、新潟人に聞いたところ、「筋は・・・わかりませんね」ガーン!ほんまかいな!えらいこっちゃ!アナウンサー歴も気がつけば33年。今までなぜ気がつかなかったのでしょう。田巻、調べました。

朝日新聞のサイトに大阪出身の著者が書いた記事によると、大阪では一般名詞として道路のことを「筋(すじ)」と言い、これが方言であることを知らずに道案内をしたときに通じず、面食らった経験があるというのです。

他にも、大阪出身者が関東で道のことを筋と言っても通じなかったという書き込みを多く見つけました。どうやら、噂は本当のようです。

御堂筋に四つ橋筋、堺筋に松屋町筋。これらは大阪市内を走る幹線道路に付けられた「ニックネーム」。市内には、この4路線のように「筋(すじ)」と名の付く道路が多くあります。市民に愛着を持ってもらおうと、道路に愛称を付ける自治体は全国に数多くあります。現に新潟市内では、柾谷小路(まさやこうじ)など、「小路」とい呼んでいる道も。

大阪市も「市民に親しみやすい街」を目指して運動を進めてきたようで、1970年の大阪万博や1983年の大阪城築城400年といった節目に合わせて公募などを行い、多くの道が愛称で呼ばれているそうです。


そして、なんとその愛称は一風変わった原則のもとに決められたというのです。一部例外はありますが、南北に走るものは「○○筋」、東西に延びるものは「××通(とおり)」と、道路の延びる方角によって愛称を使い分けるというものです。

御堂筋などの四つの「筋」は、原則通り、すべて南北方向の道路。市によると、この原則は「豊臣秀吉の時代からの慣習にならった」といいます。大阪市が言っているので、確かでしょう。

大阪のことをよく知っているように書いてしまいましたが、田巻の夫の田巻は、大阪人。その大阪人に「筋は通じない」と報告すると、やはり、寝耳に水のようでした。

しかし、大阪人ではなく鹿児島人の田巻が、なぜ、この大阪人の夫とここまで対立しなかったのか、というか、お互いに気がつかなかったのでしょう。

鹿児島県のHPに、その答えを見つけました。「かつて薩摩藩では,街道は『筋』と呼ばれ、藩内には多くの筋がありましたが、大阪,江戸へ通じる幹線には出水筋、大口筋、高岡筋の三つがあり・・・」なんということでしょう。鹿児島でも道のことを筋と言ってきたので、おそらく、違和感を持たなかったのでしょう。

道路のことを筋と呼ぶ県が他にもあるかもしれませんが、結婚してまる23年。大阪人と鹿児島人だからこそ、気がつかなかったことでした。

お騒がせして、ほんま、すんません。

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