クイズです!~新潟医療福祉大学「日本語表現法」⑫~

クイズです!

「じつは私、行方不明になる前に、その男を東京駅で見かけたことがあります。」

某ミステリー小説から拾ったとされるこの一文。

Q1 行方不明になったのは誰ですか?

① 「私」 ②「その男」 ③誰か知らない人 ※正解はおそらく、②

Q2「その男」を東京駅で見かけたのは誰ですか?

①「私」 ②あなた  ③この文章を書いた人 ※正解はおそらく、①

 

クイズ!と言われると、「授業・勉強」の雰囲気が、少し「お楽しみ」に変わります。

安藤智子『言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方』からの出題です。安藤さんは、著者の大先輩。ライターとして、編集協力&原稿代筆の実績は50冊以上で、販売部数は累計約200万部。延べ100人以上の方の原稿を書き直してきたリライトの達人です。

私も出版前にちゃんと読んでおけば、もう少し書き方が違っていたかもしれません。参考にさせていただいて、学生たちにクイズを楽しんでもらいながら、主語と述語の関係などへ導きます。

 

安藤さんはこの本のなかで、最初から完璧な文章を書く必要はなく、最も大切なのは「直す方法」を知ることとしています。とりあえず書いて推敲し、直した方がよい箇所を直すことができるようになることが重要と。

私も普段、自分の文章を直しまくっています(;^ω^)

他人が書いた文章をより良い文章に書き直すことができるようになれば、自分の文章を直すことは簡単。授業ではクイズのあと、グループで書き直してもらい発表しました。改善例の文章は、どうぞ、安藤先生の本を手にとってみてくださいね。

 

思いのままに言葉を操り、「読ませる文章」が書けるように私も精進いたします。

このように、想定外の授業内容。「人生を彩る日本語表現法」の授業を履修している学生たちは、おそらく、今週はどんな授業なんだろうと思っているでしょう。( *´艸`)

もちろん、授業内容の大筋は初日に説明しています。しかし、そのテーマに向かう前に、タイムリーな話題や新聞記事を取り上げたり、「今週の日本語」のコーナーで様々な言葉を取り上げ説明したりと・・・本題に入るまでが遅い・・・(笑)

 

まずは楽しく授業を受けてほしい。そして、言葉に興味を持ってほしい。さらに、自分が言いたいことが相手に伝わるよう、自分の言葉で書き、話せるようになってほしいのです。興味を持ってもらってようやく、一生懸命作っている私のレジュメも生きてきます。

 

私自身も学生と共に学びの多い授業。ありがたい機会をいただき、大学にも感謝。そして、初年度に私の実験台?になっている学生たちにも感謝です。

拙著『「秘書力」で人生を変える!』も学生の人生の支えになりますように。

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