親知らず子知らず

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明日6月4日は、「む(6)し(4)」と読む語呂合わせで「虫歯予防デー」。2013年からは6月4日からの1週間を「歯と口の健康週間」としています。全国民に歯科検診を義務付ける「国民皆歯科検診」を検討すると、先日も発表されたばかりです。

健康のためにも、歯の定期検診を半年に1度は受けています。その検診で、虫歯はないのに、歯がうずく時があると相談しました。歯医者さんはレントゲンを見ながら説明してくれました。「『親知らず』は3本抜いていますが、1本残っていますね。しかし、これは影響はないようです・・・」と聞いて、ふと思い出したのです。

田巻の心の声です。

そう言えば、若い頃に「親知らず」が痛くて急遽抜いた時があったな。その日は出番がないはずったのに、ニュースを読むことになり、麻酔が効きすぎて大変だったな・・・(笑)と思い出し笑いしました。

昔意味を調べて驚いたのに、それを忘れてしまうあるある。「親知らず」もそうです。第三大臼歯、上下4本の奥歯「親知らず」が、なぜ、「親知らず」と呼ばれるのかご存じですか。

広辞苑で引いてみると、おや‐しらず【親知らず】 1生みの親を知らないこと。また、その人。2第三大臼歯人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計四本の奥歯。知恵歯。知歯。とあります。「最も遅く生える」これが、キーポイントです。

多くの歯医者さんや歯科関係のサイトなどが、親知らずが親知らずと呼ばれるゆえんを説明しています。いくつか由来があるようで、それを簡単にまとめてみます。

親が歯を磨く乳児の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはないため、親知らずという名が付いた。というのが一般的な由来のようです。

生え始めの年齢の説明には歯科医によって多少違いますが、おおむね「10代後半から20代前半」「20~25歳ごろ」など。多くの場合は親元を離れてから生え始めるため、親が歯の生え始めを知ることがないからと言えそうです。

また、「人生50年といわれた昔は、親と死別していることが多いところから、この名がある」と書いてある辞典もあります。我が子の「親知らず」を見ずに亡くなる親が多かったということでしょうか。

さらに、乳歯を親に見立て、一般的な永久歯は乳歯が抜けた後に生えてきますが、親知らずは乳歯から生え変わらず、いきなり生えてくることが由来という説もあります。

ちなみに・・・広辞苑に「知恵歯」「知歯」とあったように、英語では親知らずのことを、「wisdom tooth(知恵の歯)」と言います。

これは、『大人になって物事の分別がつくようになった頃に生える歯』という意味のようです。

「親知らず」があれば、「子知らず」と呼ばれる歯もあるのでしょうか。もちろん・・・ありません。子が知らないのは「親の心」くらいでしょうか。

さて、新潟の糸魚川市には、親不知(おやしらず)、正式には「親不知・子不知(おやしらず・こしらず)」と呼ばれる崖が連なった地帯があります。断崖に波が激しく打ちつける場所です。名称の由来は、一説では、親は子を、子は親をかえりみることができない程に険しい道であることから、この名が付いたとされています。

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