「肉汁」を、何と読む?

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「肉汁」を何と読みますか?

 

グルメ番組のハンバーグなどの紹介で、必ずと言っていいほど使われる「肉汁じゅわ~」の表現。「ニクジュウ」派と、「ニクジル」派に分かれるのですが、いかがでしょうか。

 

 

 

かくいう私は「ニクジュウ」派ですが、「ニクジル」派が多いのが最近の傾向のようです。

 

 

先日も、ステーキを食べながら、ジャニーズの人気タレントが「ニクジルがじゅわ~と染み出します」と食レポしていました。

 

広辞苑で調べてみると、

にくじゅう【肉汁】

1 牛肉などからしぼりとった液汁。

2 鳥獣の肉を煮出した汁・スープ。

3 肉を焼くときににじみ出る汁。

にくじる【肉汁】→にくじゅう

 

 

と出てきます。結論からいうと、「どちらもある」ということになるのでしょうが、他の辞典には「ニクジュウ」だけで、「ニクジル」を載せているものがないようです。伝統的な言い方が「ニクジュウ」で、新しい言い方が「ニクジル」と言えます。

 

 

放送業界では、なるべく伝統的な言い方である「ニクジュウ」を使うようにしています。しかし、NHKの日本語発音アクセント新辞典に、とうとう、「ニクジュウ」を基本としながらも、「ニクジル」に、「許容」の文字が記載されました。

 

 

 

これは、NHKが2000年に実施した「ことばのゆれ調査」で、「ニクジル」と読む人が7割を超えたことを受けて、放送用語委員会で認められたことが影響しているのでしょう。

 

 

辞典の編集者によると、「ニクジュウ」を「ニクジル」と読み始めたのは、肉厚(にくあつ)肉太(にくぶと)などの読み方に合わせて生まれた新しい言い方だと解説しています。

 

 

 

「にく」は、訓読みのようで、実は音読みなのですが、熟語の上の字を“音”、下の字を“訓”で発音する、いわゆる「重箱読み」の影響だとも言われています。

 

 

いずれにしても、言葉は生き物で、時代と共に変化し、多くの人が使うと、それが正しくなってしまうわけですが、田巻の場合は、これまでどおり「ニクジュウ」派を貫こうと思います。

 

 

特に若い人の間では「ニクジル」派が多いので、これもいわゆる、「若者言葉」というのでしょうか・・・

 

 

試しに、高2の息子に聞いてみましたら、「ニクジュウ」派でした。若い人が「ニクジル」派が多いのは思い込みでしょうか。

 

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