「禍々しい」って何と読む?

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夏休みは新潟に帰省していた息子ですが、2学期のスタートにあたり、先日東京に戻りました。高校入学後初めての成績表。受領証に押印し、コメント欄に担任の先生への感謝の言葉を書きました。

 

 

日々パソコンで文章を書いていると、手書きになったとき、「あれ、この漢字これであってたかな・・・」と手が止まります。

 

「コロナ(カ)でオンライン授業に始まり・・・」と書きたい冒頭の「禍」の字でつまずきました。芸能人が、「禍」をずっと「渦」だと思っていたとツイートし、同じような人が多いことも話題になりました。コロナの渦に巻き込まれる、とイメージできるので、個人的にはそれもありだなと思ったものです。

 

「コロナ禍」という表現は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、今年3月半ば頃から新聞やネット上でよく見かけるようになりました。今や、聞かない日、見ない日がないほど使われている言葉です。

 

 

「禍」は、「災い」や「災難」「不幸なできごと」を意味する言葉で、 さまざまな名詞のあとに置かれ「〇〇禍」と表現されます。

 

 

今になって、戦争による被害、災難を指す「せんか」の漢字は、「戦禍」であることに納得しました。もちろん「戦火」もありますが、戦火は、戦争による火災や戦闘の意味なので、「戦火が広がる」「戦火を免れる」「戦禍を逃れ」「戦禍を被る」など。また、戦争の混乱の中の意味で、「渦」を使って「戦渦(せんか)」もあります。意味によって使い分けが必要ですが、ややこしい・・・

 

 

「禍」という言葉を紐解いてみると、知らなかったこともありました。そもそも、「禍」を「か」以外に何と読みますか?そのまま、「わざわい」です。しかし、同じ読み方を持つ「災い」と、意味の上では使い分けがありました。

 

「災い」は、「天災」など主に防ぎようのない元凶によりもたらされるものに使われ、「禍」は、主に人為的ミスなどにより発生した凶事に使われるようです。言葉を発したことに基づくわざわいをいう「舌禍」や、「戦禍」も人為的なものということです。

 

新型コロナウィルスに由来する凶事に「禍」を使ったのは、「これ以上感染を広げないためには、個々の行動にかかっている」ということでしょうか。

 

 

また、「禍」を使って、「禍々しい」と書くと何と読むかご存知でしょうか。偉そうに聞いてしまいましたが、田巻は全然わかりませんでした。

 

意味は、「不吉である」「いまいましい」などで、「禍々しい」は、「まがまがしい」と読みます「禍々しい出来事にも、必ず終わりが来ます」といった使い方です。

 

 

「禍」に似た漢字の間違いで、「コロナ鍋」と書いている学生がいて、こうした間違いによって新たな「禍(わざわい)」をひき起こさないように注意したいものです。

withコロナで、働き方や暮らし方を上手く変えて、幸せに転じるように心がけ、時が経ったときに、コロナ禍がきっかけでよいこともあったと思えるように、「禍(わざわい)を転じて福となす」未来が、一刻も早く訪れるよう願います。

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