同じ窓?

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今週も、仕事で福岡は博多におります。SNSの普及で福岡にいることがわかると、昔の友人たちから連絡が入ります。本当にありがたいことです。

 

 

 

昨日は仕事終わりに、中学時代の友人たちと飲み会でした。ミニ同窓会です。福岡に誰がいるのかもわからなくなっていますが、あ~○○君、〇〇ちゃん、とすぐに昔に戻るのは得意です。

 

50歳を迎えた年、中学時代の100人を超える大同窓会が地元鹿児島であり、それをきっかけにまた繋がった仲間たち。「ていうか、あんた誰?」状態も笑いながらネタになったものでした。100人を超えるグループラインには、鹿児島、福岡、大阪、東京などで集まるたびに写真があがってきます。

 

ところで、ふと思ったのです。同窓。同じ窓・・・。同じ学校を卒業したという意味なら、「同校会」でもいいのでは?

 

 

おそらく、昭和世代ならすぐに、「ほ~た~る(蛍)のひ~か~り、窓の雪~」と歌ったことから、「窓」が同じ学校を意味することは想像がつくでしょう。しかし最近は時代とともに卒業式で歌われる曲は少しずつ変遷し、定番だった「蛍の光」や「仰げば尊し」は、平成になってから歌われることも少なくなってきました。

 

 

だからこそ、子供たちには話して聞かせることも大切かもしれません。

同窓は、中国の故事「蛍雪の功」に由来するそうです。由来語源辞典にはこのように説明しています。

 

「蛍雪の功」苦労して勉学に励むこと。出典は、中国の『晋書(しんじょ)』にある故事にちなむ。

昔、中国の普という国に車胤(しゃいん)と孫康(そんこう)という二人の青年がいた。どちらも官吏志望だったが、ともに家が貧しく、夜に本を読むための灯火用の油を買うこともできなかった。そこで車胤は夏になると、蛍を集めてその光で夜遅くまで書を読み、勉強を続けた。一方、孫康は冬になると夜に窓辺に雪を積み重ね、その雪明りで本を読み、勉学に励んだ。結局、二人とも努力が報われて、のちに高級官吏に出世したという。卒業式のときによく使われる「蛍の光、窓の雪…」は、この故事に基づいてつくられた。

 

 

「窓」は、苦労して勉強することを表すようになり、「同窓生」のように使われるようになったのですね。この故事にある「蛍」と「雪」から「蛍雪」という言葉が生まれ、大学受験のための月刊誌『蛍雪時代』は1932年の創刊から現在も継続しています。また、「蛍の光」の原曲は、なんと、スコットランド民謡というのも驚きです。

 

 

本物のホタルを見たことがない子供も多いとはいえ、蛍の光だけじゃ見えないでしょ、雪明りだけじゃ無理と突っ込まれそうですが・・・勉強できるその環境がいかに大切かは、何かの折に話したいものです。

 

さて、きょうは朝から高校時代の大切な友人と一緒に過ごしました。クラスも一緒、音楽部で共に歌っていた親友で、先月も会ったばかりです。

 

この女子校の音楽部の仲間たちは東京で集合したりとあちこちでミニ同窓会を開いています。私は参加できませんでしたが、先週は広島で開催。好きだよね~。もともと絆の強かった仲間でしたが、1人の仲間の死をきっかけに、会える時にはちょっと無理しても会っているような気がします。

 

移動の飛行機の「窓」にもたれながら、友のありがたさを実感します。

 

 

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