雪花菜

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「雪花菜」というタイトルを見て、すぐに読み方がわかった方は、食、漢字、日本語の分野に造詣が深い方でしょうか。

 

 

恥ずかしながら、田巻がこの漢字を知ったのはつい最近のことです。「せっかさい」とも読みますが、「きらず」と読みます。「きらず」は知っていても、この漢字表記を知りませんでした。

 

 

漢字の雰囲気から、植物のように思いますが、「きらず」は、豆腐を作る過程で出る、しぼりかすの「おから」のこと。

カリッとした食感がくせになる「きらず揚げ」は、おからのおせんべいのことをいいます。

おからのことを“きらず”と呼んでいるのは、“切らず”に用いることができるという意味です。

辞典によっては、「おから」の漢字表記も「雪花菜」と載せているものあります。また、「おから」は、「御殻」とも書き、「から(殻)」は、「かす」の意味ですが、豆腐屋が「空(から)」に通じるのを嫌って「きらず」と言い換えたとされています。

 

そして、「雪花菜」の漢字表記は、中国でおからの意味である「雪花」が由来のようです。

 

 

また、おからはその見た目が似ていることから、「卯の花」とも呼びます。そしてまたその「卯の花」も、本来は「ウツギ」という樹木の花のことです。1センチ程の、小さく白い清楚な花をたくさんつけます。

旧暦の4月、「卯月(うづき)」の頃に咲くことから「卯の花」と呼ばれるようになったとか。ややこしいことに、旧暦の4月は、現在の5月から6月頃のことで、ちょうど、今から咲く花です。

 

 

食べ物を花に見立てて呼ぶのも、日本人の優雅な感性のたまものと感じています。

 

「卯の花」という表現を使って、この時期の曇りがちな空のことを「卯の花曇り」また、卯の花を腐らせるほど降る長雨のことを「卯の花腐(く)たし」といいます。

 

 

春を感じさせてくれる柔らかな表現が、私たちの生活のなかに息づいています。ゴールデンウィークも終盤。明日からは全国的に卯の花曇りになりそうですが、どうぞ、素敵な週末を。田巻は仕事です(泣)

 

 

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