雪花菜
田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2023年5月5日配信分のメルマガの内容です。編集後記やセミナー情報などをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。メルマガは毎週金曜日の午後に配信しています。
「雪花菜」というタイトルを見て、すぐに読み方がわかった方は、食、漢字、日本語の分野に造詣が深い方でしょうか。
恥ずかしながら、田巻がこの漢字を知ったのはつい最近のことです。「せっかさい」とも読みますが、「きらず」と読みます。「きらず」は知っていても、この漢字表記を知りませんでした。
漢字の雰囲気から、植物のように思いますが、「きらず」は、豆腐を作る過程で出る、しぼりかすの「おから」のこと。
カリッとした食感がくせになる「きらず揚げ」は、おからのおせんべいのことをいいます。
おからのことを“きらず”と呼んでいるのは、“切らず”に用いることができるという意味です。
辞典によっては、「おから」の漢字表記も「雪花菜」と載せているものあります。また、「おから」は、「御殻」とも書き、「から(殻)」は、「かす」の意味ですが、豆腐屋が「空(から)」に通じるのを嫌って「きらず」と言い換えたとされています。
そして、「雪花菜」の漢字表記は、中国でおからの意味である「雪花」が由来のようです。
また、おからはその見た目が似ていることから、「卯の花」とも呼びます。そしてまたその「卯の花」も、本来は「ウツギ」という樹木の花のことです。1センチ程の、小さく白い清楚な花をたくさんつけます。
旧暦の4月、「卯月(うづき)」の頃に咲くことから「卯の花」と呼ばれるようになったとか。ややこしいことに、旧暦の4月は、現在の5月から6月頃のことで、ちょうど、今から咲く花です。
食べ物を花に見立てて呼ぶのも、日本人の優雅な感性のたまものと感じています。
「卯の花」という表現を使って、この時期の曇りがちな空のことを「卯の花曇り」また、卯の花を腐らせるほど降る長雨のことを「卯の花腐(く)たし」といいます。
春を感じさせてくれる柔らかな表現が、私たちの生活のなかに息づいています。ゴールデンウィークも終盤。明日からは全国的に卯の花曇りになりそうですが、どうぞ、素敵な週末を。田巻は仕事です(泣)
拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』をもとに、インスタグラム「ビジネスマナーミニ講座」をお伝えしています。毎週火曜日に更新します。フォローしていただければ嬉しいです。
田巻 華月 Instagram
https://www.instagram.com/katsuki_tamaki/
拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』は、お陰様で重版、3刷出来し、電子書籍も発売になりました。本を持ち歩かなくてもいいので、とても便利というお声をいただき、ありがたいことです。ご自宅や会社に紙面で一冊、更にkindle版もいかがでしょうか
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メルマガをタイムリーにご覧いただくには、メルマガにご登録ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オフィシャルサイト こちら
暗闇を照らす月のように それぞれの道に寄り添い光をあて 華を咲かせるお手伝い
~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
オフィシャルサイト こちら
Ameba Blog こちら
田巻 華月(個人) Facebook こちら
M*Fleur Facebook こちら
『「秘書力」で人生を変える!』Facebook こちら
『「秘書力」で人生を変える!』Amazonこちら
Instagram こちら
Twitter こちら
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆