職業講話「志は一筋 道は幾筋」~鹿児島県南九州市立頴娃中学校~

鹿児島県の南九州市立頴娃(えい)中学校の2年生90人の皆さんに、オンラインで職業講話を行いました。鹿児島と新潟を結んで話せるなんて、便利になりましたね。

「志は一筋 道は幾筋」と題して、アナウンサーの仕事を中心に、講師業や著者としての話もさせていただきました。なぜアナウンサーになったのか、仕事のやりがい、人とのつながりやご縁を大切にしていることや言葉の力について。生徒たちからは事前に質問も寄せられ、中学生の興味にもお答えしました。

中学2年生。目の前には今たくさんの道が広がっています。いろいろな大学や高校などにも行きますが、将来の目標がない人、どんな仕事がしたいか、どんな会社に入りたいかわからない学生がたくさんいます。就活直前でも「どんな企業に入りたいか、どんな職種がいいかわからない」という人も想像以上に多いものです。

「夢のない人間はダメだ」というようなプレッシャーに加え、「夢」という言葉に縛られている感じもします。「夢」という言葉に縛られて、夢を探すだけの人生は間違っているのかもしれません。なまけろと言っているわけではなく、今、目の前のことをまずは全力でやり続けること。

将来の夢がない人がいたら、そんな自分はダメだ、なんて思わなくてもでいいんです。たった14、5年しか生きていないんですから。大人になっても夢探ししている人もたくさんいます。

夢は自分が知っていることのなかからしか見つけられません。今見ているところは、ほんの少しの範囲で、そこには自分がしたいことはないかもしれませんが、もっともっと視野を広げると、反対側に見つかるかもしれません。今すべきことは、視野を広げるということです。

志は一筋、道は幾筋、自分がやり遂げたい志を持っていれば、そこにたどり着くための道はいくつもあります。そのためには、さまざまなことを体験すること、そして、多くの人と出会い、話すことです。そこには言葉が必要になります。言葉は、コミュニケーションをとるために道具です。

来年は高校受験を控えている皆さんですが、私は行きたかった高校に落ち、行きたくなかった女子高に行きました。もちろん今では母校は素晴らしい高校だとわかっています。しかし、当時は行きたくなかったのです。しかし、そこで悔しい思いをしたことでアナウンサーになりました。そこに行かなければ出会わなかった多くの友人に出会いました。大学も第1志望ではありません。人生、挫折の連続ですが、だからこそ、頑張れたのかもしれません。                   

同じ中2の頃は、私には、なりたい職業は見えていませんでしたが、高校受験で不合格を経験したから夢に出会えました。進んだ道が自分の道です。もし、高校受験で合格していたら、また違った道だったでしょう。

あの時悔しい思いをしたから今の自分があるんだなと、全てを成功の理由に出来る強い心を持ってほしいものです。よく努力は報われると言います。しかし・・・人生は、頑張ったのにダメだったり、報われないことも多いのです。そこでくじけるかくじけないか。その経験を次に活かせるのか、それを成功の理由にできるのかは自分次第なんですね。

この先の人生では、「失敗をしないことが大きな失敗」です。「失敗」という言葉を「経験」という言葉に変えましょう。

今なりたい職業がある人は、これから変わっていくこともあるし、変わってもいい。ない人は今からおこるきっかけをわくわくドキドキしながら待てばいい。人と比べなくてもいいので、自分の道をゆっくりさがしてください。

    

「どう働くか」は、「どう生きるか」につながります。未来ある中学生の心にどんな言葉が響いたのでしょう。自分の道を見つけ、進んでいくことを願い、心から応援しています。

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~ あなた ~ MFleur 代表 田巻 華月

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