日本人はなぜ3が好き?

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きょうから“3”月がスタートしましたが、気がつけば、本日のメルマガは333回目の配信です。なんと!ぞろ目です。


ぞろ目とは、二つのさいころを振って同じ目が出ることですが、そこから転じて、2以上の数の全桁が同じ数字であることや「22年2月22日」など年・月・日などのすべての桁の値がそろっているときにも言います。同じ目が「揃う」の「ゾロ」なんですね。

 

ただ数字が揃っただけなのに、なんだかラッキー!縁起がいいような気分になるものです。占いでも数字が使われるように、人と数字の関わりは深いものです。

 

ところで、本日揃った数字は「3」でしたが、日本人は「日本三大〇〇」など、なぜ「3」が好きなのでしょう。昔からあることわざにも「三」が多く使われています。「三つ子の魂百まで」「早起きは三文の徳」「仏の顔も三度まで」「三度目の正直」「石の上にも三年」などなどあげれば切りがありません。

 

日本がこれほどまでに「三」を好むのには幾つかの理由があるようです。

日本は昔から、中国の文化に影響を受け、日本の文化としてきた歴史があります。
陰陽思想もその一つです。

陰陽思想では、奇数を陽数として尊び、偶数を陰数とし嫌います。奇数が縁起のいい数字で、偶数は縁起の悪い数字とされていました。「七五三」や「三三九度」といったおめでたい儀式に奇数が使われているのもそのためです。

「一」は物事の始まりを表す神聖な数字で、次の奇数である「三」が区切りもよく、縁起もいいと好まれたようです。その影響で日本でも「三」が好まれるようになりました。

 

その他の理由として、三は「調和」を表すもので、二や四などの偶数では割り切れてしまうことから対立を生む。かといって五では多いため。


三つは「満つ」「充つ」に通じ、縁起が良い。

一で点、二で線、三で初めて面が完成し、全て揃うから。など諸説あるようです。

 

では日本人の生活でどのように好まれてきたのでしょうか。

例えば、京都に蓮華王院の本堂である国宝、「三十三間堂」。この「間」は長さを表すものではありません。建物を東から見たとき、柱と柱の間の空間が33あるということです。観音菩薩が33種類の姿に身を変えて人を救うという信仰から来ています。

 

また、東京タワー。
完成したのが昭和33年で、高さは333m、総工費は約30億円(少々強引な感じがしますが)です。
平成3年3月3日には「3」が並ぶことから様々な記念イベントも開催されました。
東京タワーができる頃の日本を舞台にした映画も「三」丁目の夕日・・・

 

陰陽思想が影響しているとは思えませんが、野球好きの人が思い浮かぶ「3」と言えば長嶋茂雄さん。野球チームで背番号3をもらうことが夢だった昭和世代もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

日本人がなぜ3が好きなのか、その理由もさまざまなようですが、白黒はっきりさせない日本人の国民性から1でも2でもない3が好まれるようになったという説もあります。

 

さて、皆さんの好きな数字は何ですか?

 

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