「ホタル」と「おもてなし」

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古来より日本人に愛されてきたホタル。その幻想的な光を愛でる習慣は、初夏から夏にかけて日本の風物詩となっています。日本には40種類以上のホタルがいると言われていますが、特にゲンジボタルが親しまれています。

 

 

ホタルの初見は、3月下旬から沖縄地方で始まり、7月下旬にかけて東北地方まで北上しますが、皆さんがお住まいの地域ではいかがでしょうか。

 

 

「ホタル」というと、思い出すことがあります。5年程前のことです。新潟市に本社を置く第一建設工業株式会社の当時の社長で、現会長でいらっしゃる高木言芳様のお話を聞く機会がありました。第一建設工業は、鉄道工事を基盤とする総合建設業ですが、「真のおもてなし」について触れられたのです。

 

 

偶然にも田巻の故郷 鹿児島の例を取り上げてくださいました。新潟の観光客が西郷さんの銅像の前で写真を撮っていたそうです。通りすがりの婦人が声をかけ、新潟から来たと聞くと、「わざわざ新潟からありがとうございます」と頭をさげたと言います。

 

 

そしてその婦人は、「新潟」と聞いて、鹿児島がロケ地となった高倉 建さん主演の映画「ホタル」の話をしたそうです。映画「ホタル」は、2001年公開の東映創立50周年記念作品です。戦争の傷跡を抱えて生きる夫婦の愛の物語ですが、ご存知でしょうか。

 

「ホタル」のモデルとなった青年は、実は新潟県出身で、特攻隊として鹿児島県の知覧から飛び立ち、「ホタル」となって帰ってきたと話しました。

長岡工業学校卒の青年、宮川軍曹のことで、特攻隊を送り出した知覧の食堂の鳥濱トメさんに、「死んだらホタルいなって帰ってくる」と残し、実際、大きなゲンジボタルが姿を見せたという実話がもとになっています。

 

 

新潟からの観光客は、その話をしてくれた婦人とのやりとりが心に残り、思い出になったと言います。食や観光はもちろんですが、真のおもてなしは、改めて、その土地の「人」が重要であると語られました。

 

 

高木会長にお会いして5年たった今、別のご縁で第一建設工業の「おもてなし」に関わる仕事に関わっています。不思議なものですね。

 

 

また、偶然にも、私は鹿児島放送のアナウンサー時代に、この映画「ホタル」の完成試写会の司会をしたのです。一般的に映画館で行われる試写会ですが、鹿児島でも当時1位か2位の大ホールで、主演の高倉 建さん、妻役の田中 裕子さんと共に舞台に立てたのは、今でも心に残っている仕事の一つです。

今週は「ホタル」にまつわるお話でした。「ホタル」は悲しくも辛い話ですが、新潟と鹿児島の繋がりは嬉しいものです。鹿児島県人にとって、特攻隊やホタルの話は身近ですが、私が現在住んでいる新潟や全国の皆さんにも知っていただきたいと思い、取り上げました。

 

 

さて、東京アラートで真っ赤なレインボーブリッジは、なんだか、オドロオドロシイ感じですが、ホタルが赤い光を点滅でもしたら、もっと危機感を感じそうです。

東京の高校に入学しながらも新潟でオンライン授業を受けていたポジティブ男子は、とうとう?ようやく?入寮しました。上京の際、彼はやっぱり、持ってるなあ~と思う出来事が。編集後記でどうぞ。

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●○● 編集後記 ●○●

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東京の高校に合格し希望に溢れていたものの、コロナの影響で2か月間新潟でオンライン授業を受けていて息子、ポジティブ男子。ようやく登校が始まる前に、無事入寮しました。6月1日は県境をまたいた移動が緩和された初日だったため、田巻はなんだか予感がしていました。

 

 

テレビ局のインタビューです。案の定、新幹線乗り場には1組のクルーが待ち受けていました。私がニュースを読んでいる局ではありませんが・・・

 

 

インタビューされても、必ずオンエアされるわけではありませんが、東京の高校に入学する息子と母親は、マスコミ側からすると、いいネタです。短くても、きっと放送されると思っていました。なぜなら、私がインタビュアーなら、「使う」からです。勘が当たりました。

 

 

入寮の荷物の搬入があったため、私も上京に同行しましたが、知人から放送を見たという連絡を東京で聞きました。記念すべきスタートになり、彼はつくづく、持ってるなあと思った母です。

 

 

初めて足を踏み入れた男子寮は、エレベーターなどあるはずもなく、重い荷物を運ぶのに3階まで行ったり来たりで汗びっしょり。私は運びませんが。あとで聞くと、たくさんの兄弟ができた気分のようで、1人っ子の息子には、楽しい寮生活になりそうです。

 

ポジティブ男子の名言シリーズはいつになるかわかりませんが、お楽しみに。

 

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