ホントですか？ウソでしょ！

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このメルマガで気になる言葉をつづっていると、読者の方々からもいろいろな反響があります。

 

「私もそう思う。よくぞ言ってくれた！」などの反響に、自分一人ではなかったのだと安堵することもしばしばです。

 

 

先週は読者の方と実際にお会いしたときの“ネタ”でしたが、先日、以下のようなメールをいただきました。（許可を得て、原文のまま掲載します）

「私の違和感、むしろイラッとさせられる言葉は、『ホントですか？』。『本当』なんでしょうが、『ホント』と言っているのでしょう。プライベートならいいのですが、ビジネス会話の中で先方さんから『ホントですか？』と言われると、思わず『嘘なんか言うわけないだろう』と心の中で呟いております。驚きの言葉でしょうが、信用されていなかったようで、この一言で醒めてしまいます」。

いかがでしょうか。

確かに田巻も、友人や家族との会話では、「え～ホントに～！？」さらには、ホントの逆の「ウソ」を使って「やだあ。ウソでしょ～！」などと発してしまいます。この場合は、「そうなの！へ～そうなんだね」の代わりにいいも悪いも驚きを誇張するための相槌です。

さすがに、仕事で言うことはありませんが、皆さんはいかがでしょうか。また、相手から言われた場合は、聞き流しているでしょうか。

特に仕事で初対面の相手から言われたとしたら、失礼な人だという印象を持つかもしれません。シチュエーションにもよりますが。

 

普段からよく聞かれるだけに、もはや「本当」か「嘘」かの意味はほとんど含まれていないように感じます。「本当ですか」➡「ホントに！？」➡「マジですか！」➡「マジっすか！」「マジで」「マジか」など、若者言葉に発展したのでしょう。

プライベートで、より会話が進む促進剤になる場合もありますが、やはり仕事相手に対しては控え、どんな場面なのかを踏まえて使うべき言葉でしょう。

 

先日、タレントのカズレーザーがMCを務める番組で何がテーマだったか失念してしまいましたが、その道の専門家である医師や大学教授がスタジオのタレントに説明していました。

 

データから検証してわかった事実に対して、女性タレントが「ホントに～！」を連呼し、さらには、画面にも文字スーパーが「ホントに～！？」と大きく出て強調していました。

さらには、社長とアシスタント女性のコンビの通販CMでおなじみ、昭和の雰囲気満載の〇グループの通販で、「しゃちょ～もっと安くして～お願い！」と甘えたあとに、「ホントに！？ホントに～！！！」と安くしてくれたことに嬉しさを表していました。

なんだか、イラッとしました・・・

皆様も、身近な「ホントに？」「ウソでしょ！」と思う言葉遣いなどありましたら、お気軽にこのメールに返信してください。これは「本当」です。

※　実際にメールで配信した文章のため、「メールに返信」としています。

 

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