デキる社会人になるために！～北陸建設アカデミー新社会人マナー研修～

建設業で社会人としてのマナー研修を行うのはまだ少数派かもしれませんが、良いものをつくるには、良い人をつくることが重要。技術者である前に、人としての大事な土台がなれば、いくら技術や知識を積み重ねても崩れてしまいます。

胎内市にある一般社団法人北陸建設アカデミーは、胎内市に本社を置く株式会社小野組が中心となり、建設業の人材確保や育成に貢献するため令和2年に設立されました。設立当初、田巻がニュースを読んだのもご縁を感じます。

2週間かけて学ぶ建設業新人研修のカリキュラムには、建設業の基礎知識や安全衛生教育、コンクリートや測量などの実技研修に加え、まる1日、社会人としてのマナー研修が組み込まれ、田巻が担当しました。

新潟県内の各地、また富山県の会社からも参加され、高卒の18歳から中途入社の20代まで、建設業3年未満の皆さんです。

働くことの意味や社会人としての基本、第一印象の重要性、会社の顔として見られている意識、言葉遣いにコミュニケーションの重要性などなど。まる1日かけて、動画や写真撮影をして自分を確認したり、グループワークをしながら、他の会社の社員と意見を交わしました。項目ごとに区切って、全員がグループリーダーを経験し、全員がみんなの前で発表しましたが、皆さんしっかりされていました。お互いが刺激し合い、しっかりしようと努力していたのだと思います。

また、最近は研修先で大学の教え子に会うことが増えましたが、ここでも魚沼の会社に勤める女性社員がビジネスマナー講座を受講した教え子でした。制服姿が凛としてかっこよく、成長した姿が頼もしいものでした。建設の現場も、オペレーターなど女性が増えてきています。今回も32名のうち、7名は女性。アニメキャラクターやCM効果もあり、女性もものづくりの現場で活躍しているのです。