広島大学大学院で就活セミナー！研究したことを活かすためにも・・・

 2年ぶりの広島大学での講義は、広大生のためのキャリアセミナー。「元放送局面接官　現役アナウンサー伝授！面接で役立つ伝え方・話し方・好印象の作り方～面接官はあなたのここを見ている～」

広島大学大学院先端物質科学研究科 量子半導体工学研究室の学生たち。難しすぎて覚えられません（笑）

どんな企業に就職したいかの質問に、自分がこれまで研究してきたことを活かせる企業と答えた学生。素晴らしい研究をしているだけに、それはもちろんだと思います。

しかし、どんなに有名な大学を出ていても、どんなに難しい知識を得ても、素晴らしい研究をしていても、それを活かすためには、人が人のなかで人と共に仕事をしていくためのコミュニケーション力が必要です。資格や研究が仕事をするのではありません。それを使って人が仕事をしていくのです。１人で仕事は出来ませんし、１人でするものでもありません。そのためにも、相手に嫌な思いをさせないマナーの原点をおさえ、相手の話に耳を傾け、自分の伝えたいこともしっかり伝えてほしいと思います。

 

講義では、客観的に自分を見るためにも、話している様子をお互い動画で撮影したり、いろいろ実験？したり。真面目に且つ楽しく、和やかな雰囲気で開催できました。

 

最後に学生から「面白かったです！」と最高の褒め言葉をいただき、嬉しく思いました。

 

とにかく、研究もすごければ、人間的に素直で礼儀正しく素晴らしい学生たちでした。おそらくこれも、指導する教授の人柄を彼らが受け継いでいるように思います。あちこちの大学へ出向きますが、広島大学の学生たちは素晴らしかったと話します。１人１人の印象が広島大学の印象を作るのですね。

企業へ入社し、先輩たちが仕事で成果を出してくれるお陰で、企業はまた大学を評価し、うちに来てほしいと思うでしょう。企業の一員となったあとは、１人１人がその企業のイメージを左右する力を持っているのです。

彼らが研究した技術が世の中を便利にするためにも、それぞれが入りたい会社に入社できることを祈ります。就活を通して、人間的にも大きく成長し、自分の道を切り拓いてくださいね。

さて、広島まで来たので、尾道まで足をのばし千光寺へ。しまなみ海道を望む素晴らしい眺めを堪能しました。2年前は原爆ドームや宮島、厳島神社を観光。仕事も頑張り、ついでに観光で息抜き。ありがたいことです。自分の目で見て、体験したことを、自分の言葉で伝える、基本的なことですが、それは就活で話す内容にも通じることですね。