「お話し」のお話

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大学の後期授業が始まって1か月。すべての授業で、毎回、感想の提出を義務付けています。

 

 

最近特に気になるのが、「話」という言葉の表現です。「おはなしする」と書くとき、「お話しする」と書きますか?それとも、「お話する」でしょうか。

 

「し」 という送り仮名を付けるかどうか、という問題です。パソコンで打てば勝手に変換されるので、あまり考えたことがないという方もいらっしゃるでしょう。学生たちの表現はどちらもあります。

 

 

 

送り仮名のルールからすると、「お話しする」が正解なのですが、よくよく考えてみると、なんだか変な気もしませんか?

 

 

田巻は授業内で感想を紹介するので、学生が書いた原文のまま読むと間違いや、言葉の曖昧さに気がつきます。声に出して初めてわかることも多いのです。

 

 

例えば、「お話しする」を声に出して読もうとすると、「し」が二つ並んでいるように思えます。これはこれで正しいのでいいのですが、「お話しする」ではなく、「お話する」のほうが読みやすいような気がするのです。

 

 

 

ややこしくなるので、送り仮名の付け方のルールは説明を割愛しますが、名詞の「話」は送り仮名なし。動詞「話す」は送り仮名を付けるのが本則のため、「お話しする」は動詞のために「し」を送らなければならないわけです。

 

 

 

名詞か動詞か判断する方法は、後にどのような語が付くかで判断できます。例えば、「に・を・が・の」などの助詞が付けば名詞。「た・ます・たい」などの助動詞や、「あう・かける・こむ」などが付けば動詞です。

 

 

 

「お話しする」は、「する」が動詞なので、動詞として「お話し」と「し」を送ります。ただし、「おはなしをする」と、「を」という助詞が付くと名詞になるため、「お話をする」が正解ということになります。

 

 

 

ややこしい「お話」を、「お話し」しました。

そう言えば、先日、小学校5年生の女の子のお母様から拙著『安心と自身を手に入れる!ビジネスマナー講座』を親子で夏休みから親子で黙読し、その後すべて音読したご連絡をいただきました。

 

 

校正する際、私もすべての原稿を声に出してチェックしたのですが、小学生が349ページを音読するのは並大抵ではなかったと想像できます。声に出すことで、気づきもあったのかもしれません。現場で起こった本当の話に笑ったなど、さまざまなご感想もいただき、ありがたいことです。声に出して読むって大事ですね。

 

 

先日は、月間総務11月号に掲載されました。就活生、新社会人から指導者まで、全国の多くの働く皆さんのお役に立てれば幸いです。

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月間総務11月号に掲載されました。拙著『ビジネスマナー講座』

 

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