神様はどこにいる?
田巻華月メルマガ「『人間力』に磨きをかける!」メールセミナーの内容をブログでは1週間遅れで簡潔にお伝えしています。2018年4月20日配信分のメルマガです。
突然ですが、あなたは神様ってどこにいると思いますか?そもそも、神様って本当にいるのですか?「アナタハ~カミヲ~シンジマスカ~?」
「うわっ、バリ島に行ったら、田巻さん、おかしくなった」と思わせてしまったら失礼しました(笑)
今週はいたって真面目に、田巻、「神様」について語ります。インドネシアのバリ島研修から帰ってまいりました。研修の成果を一言で表現するならば、「心が豊か」になりました。
2015年に公開された堤真一主演の映画「神様はバリにいる」そのモデルとなった実在の人物は、大阪生まれの気さくな大富豪です。
丸尾孝俊さん 通称兄貴(アニキ)
その兄貴の秘書2人に、昨年、拙著『「秘書力」で人生を変える!』が海を渡って手渡されました。バリを題材に取材を続けていた著者の大先輩である今井仁さん(著書 『空海の秘密』など)が、お土産としてプレゼントしてくださったのです。
兄貴の金言を集めたDVDBOOKのタイトル「バリ、神々の島 愛に恋い」通り、会いに来い!と言っていただいたので、「とにかく会え!100通のメールより、1度の面会」を実行し、人生の研修、生き方の修業をするために自分から会いに行きました。
バリは「神々の島」と言われるほど、宗教信仰の熱い場所です。インドネシアの人口は約2億5000万人で、世界で4番目に人口が多い国とは今回訪れるまで知りませんでした。
インドネシアでは、イスラム教、プロテスタント、カトリック、仏教、ヒンドゥ教が政府から認められています。インドネシア全体ではイスラム教が9割を占めますが、そんな中にあって、バリ島ではバリヒンドゥ教が9割を占めています。
昔、インドネシアにはヒンドゥ教の巨大な王国があったそうですが、イスラム教が増大し、ヒンドゥ教はバリ島へ追われることに。バリ島には、もともと本家のインド・ヒンドゥ教はもちろん、仏教も土着宗教もいろいろあったようです。そこへ一気に増えたヒンドゥと、それらが融合。少数派同士、自然と力を合わせて生み出されたものが「バリヒンドゥ」です。
バリの兄貴の著書にもこう記されています。
「インドネシアの素晴らしいところは、『多様性の中の統一』言うて、国是として、イスラム教だけでなく、あらゆる宗教の信仰者を尊重し合うことで、いざこざのない社会を形成しとることや。日本の神道とよう似とる。異なった要素が混在しとる状況はじつは大切なんや。バリ・ヒンドゥは『すべての事物には、善と悪、プラスとマイナス、生と死、管理と放置、相反する2つの要素が存在して、そのバランスが大切ですよ』ということを説いとんねん」(『バリ、神々の島 愛に恋い』より)
バリ島はマーケット、民家の軒先、宿泊したヴィラのいたるとこに、鮮やかなお花など入れたチャナンと言われるお供え物が毎日置かれます。
家の敷地内10カ所から20か所に置き毎日祈りを捧げるそうです。田舎道であってもそのお供え物を見ない日はありませんでした。
八百万の神、万物に神が宿ると、日々の感謝がそこにありました。善と悪、陰と陽、天国と地獄、などの二極化。そのバランスが崩れ、悪が強くなると悪いことや事故、戦争が起こり、正義の力が強いと穏やかで平和な毎日が訪れる・・・
悪い神様にもお供えし、きょう1日おとなしくしてくださいね。良い神様には、きょうも1日お願いしますと祈ります。田巻は、バリにたった6日間しか滞在しませんでしたが、その間、経験したこと、思ったことは想像を超えました。
デンパサールの王家敷地に、バリの英雄として葬られている日本人三浦襄翁は「バリの父」と呼ばれました。
また、インドネシア・バリ独立戦争で、バリ全島で43人の残留日本兵が尊い命を捧げたことは英雄墓苑のお墓参りで知りました。
日の丸を掲げて手を合わせると、先人たちが日本とバリとの現在の友好関係を作ってくれたことを感じずにはいられません。
また現地生活では、猛暑のなかでクーラーがない、ヴィラの部屋の壁にはヤモリがいたり、アリや小さな虫も共存。どんなに高級なホテルでも食事にハエがたかり。ホテルでも黒い水が出たり、お湯が出なかったり。ドライヤーがあるのは当たり前と思っていた田巻は、髪はボーボー。
しかし、なぜかこの島に身を置くと、そんなことどうでもよくなっていまい、更には、日本で当たり前だと思っていた生活がどんなに有り難いことなのかを身をもって体験しました。
当たり前だと思っていたどんなに小さなことでも、心の底から感謝の気持ちが湧いてきます。一緒に訪れた仲間たちと流した涙やお腹の底から笑ったこともそんな気持ちにさせてくれたのだと思います。
満足のハードルが高いと、不満が募るばかりですが、ハードルが低いと、どんなことにも感謝する気持ちが生まれ、感謝する物事が身の回りに溢れているのでそれは結果、田巻史上1番「心が豊か」になりました。
そんな心で、今回「神様がいる」バリで見たもの、経験したこと、兄貴やそのご縁で出会った皆さんから得たことを通して改めて神様のことを考えてみると・・・
今回のテーマ「神様はどこにいる?」
「神様は、自分の中にいる」が田巻の結論です。
人間の心の中にも、二極化、良い心と、悪い心が存在します。自分の中には、いろんな自分がいて、日々起こる出来事に対して自問自答します。自分のエゴや誰も見ていないからいいと思う悪魔も住みついていたり。
様々な変化に迷ったり、葛藤しながら生きていくのが人間だもの。
例えば道に大金が入った財布が落、
「ラッキー!お金に困っているからお金だけ抜いて財布は捨てちゃおう」という自分がいたら、「落とした人は困っているね、すぐに警察に届けるべきだよ」と模範的に考える自分が言う。
これが神様。
悪い自分が良い自分を上回れば、犯罪を犯すことになってしまいます。弱い自分に打ち勝つもう1人の自分が持てるかどうか。自分自身が信じていること(宗教含めて)や尊敬している人の教えが神様であり、更には、その教えをただ鵜呑みにするのではなく、自分が信じていることをもとに、それをどう考えて自分で判断するか・・・
結局、自分が判断するわけなので、自分の中に神様がいて、自分自身が神様であり、自分自身の人生をいかようにも変えることが出来ると思ったのです。
そして、祈りとは神頼みすることではなく、自分が自分自身に頼む、自己暗示。田巻が今まで何度もお伝えしているように、言葉にして引き寄せていくようなことです。
本当の救いは、他人から与えてもらうものではなく、自分自身で創造して得るもの。結局、自分の道は自分で切り拓くしかない、
本当の神様は自分の中におるっちゅうことやな。(兄貴風)
あなたはどう思われますか?
この島での出会いや経験は、
今後の田巻の人生を大きく変えるかもしれません。
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~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
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