月華に想う十月【田巻メルマガ】
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「月華(げっか)」という言葉をご存じでしょうか。
誕生日が近い6月のある日。長く会っていなかった友人から「どうしても渡したいものがある」と連絡をもらいました。
どうしてもとは何事か・・・
しばらくすると、その友人が一升瓶をかかえて家までやってきました。「確か誕生日が近いと思って、華月さんに渡したかったの」と。
見てみると、佐渡の酒蔵がつくった日本酒で、ラベルには「月華」と書かれていました。確かに、「華月」を反対にして「月華」。ご縁を感じます。
ラベルには、「月華は『月の光』という意味の大和言葉です。月の光のように綺麗で穏やかな凛としたお酒になりますように。そんな願いを込めて醸しました」と添えてありました。
「月華」
文字をそのまま読めば「月の花」ですが、古くから月の光や月の美しさを表す雅な語として用いられてきました。花のように淡く咲く光、はかなくも凛とした輝き──。日本人は月をただの天体としてではなく、心を映す存在として愛でてきたのです。
早いもので十月に入りました。
十月は、その「月華」をもっとも鮮やかに感じられる季節です。
旧暦の八月十五日にあたる「中秋の名月」、今年は来週の月曜日、十月六日です。空気が澄み渡り、湿度も低くなるこの頃、夜空の月はひときわ明るく、まるで地上をやわらかに照らす灯火のよう。
人々が月見団子やすすきを供え、月を仰いできたのもうなずけます。十月の異名は「神無月」。全国の神々が出雲に集まるため、他の土地では神がいなくなるという伝承に由来します。出雲地方では逆に「神在月」と呼ばれ、神々を迎える祭りが行われます。
月を見上げると同時に、目に見えない神々の往来を想像する──そんな日本独自の感性が息づいています。
一方、西洋でも秋の満月は特別な意味を持ちます。秋分に近い満月を「ハーベストムーン」と呼び、収穫の喜びを祝う合図とされてきました。
東西を問わず、人々が月を豊穣や祈りの象徴とみなしてきたのは、自然に寄り添う暮らしを営んできた証といえるでしょう。そんな背景を想い眺めてみると、「月華」という言葉には、単なる美的表現以上の豊かさが宿っているように思われます。
十月の澄んだ夜空に浮かぶ月を見上げれば、古人の心と自らの感性が重なり合うのを感じられるかもしれません。
月華に包まれるひととき、それは現代に生きる私たちにとっても、日常を超えた静かな贈り物に思えます。
月を仰いで、「月華」で一杯やろうと思います。
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~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
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