縁は努力

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最近よく思うのです。

「縁は努力」だと。

先日、驚きと共にとても嬉しいことがありました。元鹿児島放送の後輩から、13年ぶりに突然メールが届いたのです。もともとメールのアドレスを知っていたわけではなく、田巻のホームページの「お問い合わせ」からの連絡です。

たまたま、テレビでニュースを読んでいる田巻を見て驚き、連絡をくれたのでした。男性の元契約アナウンサーで、鹿児島放送には2年程でしたが、一人の後輩として、何かと気にかけていました。その彼が、アナウンサーから他業種に転身し、別の会社の社員として、先月、なんと新潟に赴任したというのです。

メールには、丁寧に、身に余る御礼の言葉が綴られていました。まだ会ってはいませんが、落ち着いたらぜひ会いたいと返信し、これまで途絶えていた縁がつながりました。彼がテレビを見て、驚いたという単なるエピソードを周囲に話すだけで、何の連絡もなければ、田巻も彼のこれまでの頑張りを知ることはありませんでした。ご縁とは不思議なものです。

縁をつなぐ、つながない、 自分の行動一つなのだと改めて感じました。

「縁は努力」

ふと、この言葉を思い出しました。

これは、落語家の笑福亭鶴瓶師匠の言葉です。「出会っただけでは流れてしまう。だからこの縁をつなぐためには嫌なこともあるけど、ずっとその人とつないでいることが凄く大事」なのだと。

NHKの「家族に乾杯」は、放送開始から20年以上の今や誰もが知る番組ですが、その縁のつなぎ方には驚きます。番組で出会った全国各地の人から地元の特産物などが贈られてくると、それにいちいちご本人がお礼の電話をするそうです。電話があると嬉しくなり、また贈られてくる、そんな付き合いがいくつも続いているそうです。

「運がいいと、いろいろな人と出会える。その人とのかかわりを大切にすれば縁ができ、その縁を大切にすることでツキまで回ってくる」と。「運」とは何か、鶴瓶流に言えば、「ぼたもちが落ちる位置にいること」。

深いです。

『笑福亭鶴瓶論』の著者、戸部田誠氏は、「さまざまな場所に行き、時間をかけ、人に接すること。単純に機会を増やす。その遠回りに見える泥臭い道こそが、運を引き寄せ、縁をつなげ、奇跡を呼ぶ近道なのだ」と書いています。

縁をつなぐには、努力が必要なのですね。

コロナ禍で、人との距離が遠のいていたここ2、3年ですが、ようやく、「会えるときに会おうよ」と言える雰囲気になりました。田巻も少し無理をしても、日程調整をし、ご縁をつないでいます。

先日も上京した際、新潟出身の歌手、葉月みなみさんにお会いしました。2年前に一念発起して上京されましたが、新潟で活動していたときは、ステージの司会者と歌手の関係です。

仕事を通した出会いではありますが、そこからプライベートでも食事をするなど、親しくしています。昨年、テイチクに移籍し、縁あって出会ったプロデューサー岩尾三四郎氏と二人三脚で更なる飛躍のために準備を整えています。

そして、なんと!7月21日に、新装されたNHKホールで収録される『新・BS日本の歌』への出演が決まりました。共演するのは、森進一、八代亜紀、島津亜矢ら大先輩。大御所と名前が並び、田巻、感無量です。最近の彼女の記事もご覧ください。

【葉月みなみが第二章へ~歌謡界の隠し球から本格派!~】

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拙著『安心と自信を手に入れる!ビジネスマナー講座』は、お陰様で重版しました。3月3日に電子書籍も発売になりました。本を持ち歩かなくてもいいので、とても便利というお声をいただき、ありがたいことです。ご自宅や会社に紙面で一冊、更にkindle版もいかがでしょうか

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~ あなた ~ MFleur 代表 田巻 華月

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