子どもたちの笑顔のために！2022新潟県保育士会パワーアップセミナー

新潟県保育士会パワーアップセミナーの初級保育者講座を担当しました。コロナ禍でこの2年は中止や規模を縮小していましたが、今年度から通常の規模に近くなりました。

新潟県全域から新任の保育士さんたちが約250人集まって1日かけて様々なことを学びました。田巻の担当は、「社会人・保育士としての心構え」。ロールプレイングやクイズ、田巻の子育て談なども交えながら、マナー、コミュニケーション、社会人としての基本を楽しく真剣に学んいただきました。

なぜ、保育士さんになったのですか？そんな問いかけで始まりました。県内から集まって、隣に座ったのも何かのご縁。全員の共通点は「子供が好きだから」。そんな子供たちの笑顔を支えているのが、保育士の皆さんです。先生の笑顔が子どもたちの笑顔に繋がっています。その先生に、社会人としてのマナーや心構えを知ってもらい、少しでも自信をつけて、笑顔になってほしい。そんな願いを込めてお伝えしました。ほとんどが、つい最近まで学生だった先生方。プロの保育者である自覚をもっていただくため、多方面からお伝えします。

会社員時代、大きなお腹で保育園選びをしたこと。年度始めでなければ入れないため、泣く泣く育休を途中で切り上げて６か月で息子を預けたこと。初日は自分の方が泣きながら、保育園の先生方の言葉に助けられたこと。ついこの前のことのようです。

連絡帳は、先生との交換日記。母として、仕事も子育ても頑張った証。今でも大切にとっています。　　　　

日本最初の保育園はここ新潟から始まったそうです。約130年前に新潟市で預かり保育を始めたのが日本の保育園の始まりです。保育園の先生方のおかげで、たくましく育った息子。息子が育ったのは鹿児島ですが、このような形で新潟の保育園の先生方に恩返しが出来るのは嬉しいことです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

保育園や幼稚園の先生は、子どもにとって、人生で初めて出会う先生。赤ちゃんで、その時は覚えていなくても思い出の写真の中にずっとずっと残っている先生。人の人生の１ページに残るって、素敵なことです。今年度も多くのことを投げかけました。先生方が自ら気付くことを待っています。

夢を持って、保育士として現場に出てもきっと、現実は楽しいことばかりではないでしょう。子どもが大好きで選んだ道でも矛盾を感じる現実。将来を担う子供たちを預かるのは責任重大ですが、人の成長に寄り添う大きな仕事を選んだことに誇りを持って、子供たちの笑顔あふれる毎日を支えてほしいものです。少しでも、先生方の参考になり、先生自身が笑顔で仕事が出来ることを願います。先生方の笑顔が、子どもたちの笑顔に繋がっています。

拙著『安心と自信を手に入れる！ビジネスマナー講座』お陰さまで重版し、2022年3月3日から、アマゾンでは電子書籍が発売になりました。分厚い本でも、電子書籍なら気軽に確認できます。