「明日」は、明るい日!?

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令和6年がスタートしました。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

とは言うものの、「おめでとう」と素直に言いにくい雰囲気の新年です。

 

新年早々、大地震に見舞われ、心配のお声をいただきました。新潟県内も被害が出ていますが、うちは棚から物が落ちて散乱した程度ですみました。石川県中心に被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。

 

そんなことが起こるとは思いもしなかった年末、新聞広告でこのようなキャッチコピーを見かけました。

 

「あしたを、明るい日にー。」

 

確かに「明日」は、明るい日と書きます。

 

あるお寺のご住職が、小学生との手紙のやりとりについてブログに書いていました。

卒業を目前にした小学6年生の女児から「卒業の向こうに、中学生としての誕生が待っていてくれるので、うかうかしてはいられない気持ちになります」という手紙をもらったとか。

そこで、77歳のご住職が書かれた返事です。

「人生の卒業を目の前にして、あれもこれもしておかなければと忙しい毎日を過ごしていますが、私にも『永遠への誕生』が待っていてくれるので、心を新しくしてがんばらなければなりません」

 

するとすぐに、女の子から返事の返事が届き、以下のようなことが書いてあったそうです。

 「『人生の卒業』の向こうには、もう何もないと思っておりましたのに、『永遠の誕生』があったなんて、よいことを教えていただきました。それで、『明日』という字は『明るい日』と書くんですね」

 

ご住職は、私が恵んでもらった「忘れられないことば」として、以下のような感想で結んでいます。

「今日」があり「明日」があるなどということは、わかりきった当り前のことだと思って七十七年もぼんやり生きてきたが、必ず、まちがいなく「明日」があり、それを「明るい日」として与えられるということは、すばらしいことなんだなと会ったこともない小学生から目覚めさせてもらった。

 

 

語源辞典を引いてみると、実は、「明日」の「明」は「明るい」ではなく「明かす」「明ける」です。語源は、「夜が明ける」などの「明け(あけ)」に、奈良時代の東国方言で「時」を意味する「しだ」で、「あけしだ(明時)」が転じた語と考えられようです。

 

 

「明ける」+「時(しだ)」→「あけしだ」→「あした」 「明かす」→「あす」または「朝」→「あす」(あしたは、元は「朝」の意味で用いられ、「夕べ」に対する語でした。)  

「明けた」+「日」→「明日」=「夜が明けた日」

 

かつては現在と異なり、午前0時が日付変更ではなく、日の出が1日の始まりでした。夜が「明けた」時が次の日になる時だったのですね。

 

鎌倉末期頃から、「あした」は「何かあった日の翌朝」の意味でも用いられるようになり、平安末期以降、現在と同じ「明日」の意味をもつようになったようです。

 

語源はさておき、小学生のように、自分なりにその言葉に意味を持たせてもいいのではと考えています。

「明日」は、「明るい日」と思い、1日1日を積み重ねていく先には、明るい未来が待っているように思えます。大地震に続き、飛行機事故など大変な新年の幕開けになりましたが、皆様にとって、明日が明るい日でありますように。

 

今年もまた田巻の修業が、どなたかのお役に立てば幸いです。懲りずにお付き合いください。

 

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