「青春」と「アオハル」

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TBS系列のドラマ『マイ・セカンド・アオハル』をご存じでしょうか。「アオハル」は、「青春」を訓読みしてカタカナ表記した若い世代を中心に使われている言葉です。

『マイ・セカンド・アオハル』は、“学び直し”を決意し、ドン底OLから大学生になった30歳の主人公が、恋に、勉強に、夢に奮闘する物語です。

 

 


人生の第二章をスタートさせ、令和を生きる大学生たちとともに繰り広げる「青春」だから、タイトルは「セカンド・アオハル」なのですね。

 

近年、芸能人の大学入学などで「社会人の学び直し」が注目されています。タイムリーな話題と言えそうですが、田巻の身近なところでも聞く話です。知り合いの会社経営者が大学院で学んだり、つい最近も、大学時代の友人から、来春から大学院生になると報告がありました。久しぶりに集中して受験勉強を頑張ったというラインの文字、尊敬と共に、そんな友人がいることを誇らしくも思いました。

94歳まで生きた松下幸之助が、「青春とは心の若さである」と残したように、希望にあふれて新たな活動を続けるかぎり、「青春」は続くのではないかと考えます。

 

各種国語辞典によると、古代中国の五行説では青が春の色であることから、人生の春にたとえられる若い時代が、「青春」と呼ばれるようになったようです。

 

しかしその「青春」は、もはや若い世代だけのものではなく、「第二の青春を謳歌しよう」という趣旨のコピーを掲げた、中高年向けのバレエ教室など、あらゆる趣味の世界も人気で、人生100年時代を楽しもうとしている先輩方も多いものです。

 

辞典のなかには、近年、「若い時期。また、その時期の(ような)楽しい日々。」と説明を付け加えたものもあります。

この「青春」を、カタカナで表現した「アオハル」。ドラマや漫画、曲名にも用いられ、いつの時代も、若者は斬新な造語の使い手だと再認識させられます。「アオハル感」といえば、王道の青春らしい雰囲気を指し、「アオハルする」と動詞化すると、「青春らしいことをする」「青春時代しかできないことをする」といった意味になります。

 

「青春」に比べ、「アオハル」は、若さ、みずみずしさ、未熟さ、エネルギッシュなど、より初々しい感じや思春期という若者特有のニュアンスが強くなります。

高校生くらいが使うのかと思っていると、つい先日、講話で訪ねた小学校で、6年生の女子が「アオハルしたい~」と、キャッキャと話しているのを見かけ、もはや子供たちの間でも当たり前の言葉なのだと実感しました。

 

 

自分の中学、高校時代を振り返ってみると、「今が青春」と、意識して過ごした記憶はあまりなく、「ああ、あのときは青春していたな」と、過去を振り返って初めて、その貴重な時間に気付いた気がします。青春という言葉を使うこと自体が、少々気恥ずかしい気もしていました。

 

それに比べると、「アオハル」という表現自体、本当に青春真っ只中にいても使いやすいかもしれません。息子の高校の友達たちのインスタを見せてもらうと、この女子たちはモデルさんなの?と聞いてしまうくらいキラキラして「アオハルな出来事」をSNSで報告し合っていました。

 

ここ3年程、コロナ禍で、修学旅行や運動会など“青春の象徴”ともいえる行事の中止や縮小が相次ぎました。給食時の会話すら憧れの風景。子どもたちは、本当によく頑張ったなと思います。

 

失った日々を取り戻したいと気持ちを爆発させた結果が、「アオハルしたい~」なのかもしれません。大いに「アオハル」してほしいと願います。

先日、ゆくゆくは起業したいと夢に向かって頑張っている高校3年生と会い、話をする機会がありました。まさに、「アオハル」です。

 

また、大病を患いながらも、今年に入って野球を始めたというアラ還の女性は、半年前よりもハツラツとしていて驚きました。これまで野球は見て応援する側だったのに、女子野球チームで汗を流すことが、今は何より楽しいと話してくださいました。まさに、「青春」です。

 

改めて、松下幸之助の言葉です。

「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動を続けるかぎり、青春は永遠にその人のものである」。松下幸之助が70歳のときの言葉ですが、アメリカの詩人サミュエル・ウルマンの「青春」という詩にヒントを得たそうです。

 

そのサミュエル・ウルマンはこう言っています。

「青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。20歳であろうと人は老いる。頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして老いることはない」。(途中省略)

    
      

若い皆さん、大いに「アオハル」しましょう。そして、これまでにやり残したことのある大人の私たちも,大いに「青春」してみましょう。

 

 

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