「雨模様」は、スッキリしない言葉

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西日本を中心とした豪雨災害。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

「雨」にまつわる言葉はいろいろあります。目の前にあるNHK気象ハンドブック。鹿児島放送に入社した時から、気象に関する疑問などに答えてくれました。

 

局アナ時代、言葉の言い間違いや意味の勘違いなど、数々の失敗をしてきました。間違うと必ず、当時の上司でアナウンサーの師匠に呼ばれて指導されたものです。

 

 

そのなかの一つが、「雨模様」です。

 

 

「外は雨模様だ」という表現を聞くと、どのような天気を思い浮かべますか?

 

 

文化庁が発表した平成22年度の国語に関する世論調査で、以下のどちらの意味で使うかの調査を行ったところ、

1 雨が降りそうな様子 43.3%

2 小雨が降ったりやんだりしている様子 47.5%

という結果が出ています。

 

 

そこまで大差にはなりませんでしたが、この語の本来の意味は、やや少ないほうの「雨が降りそうな様子」です。

 

NHK気象ハンドブックには、このように説明されています。

「雨が今にも降りだしそうなとき、つまり、まだ降っていないときに使うのが本来の用法である。最近は、雨が降っているときにも使う場合があるが、本来的な用法を心がける。また、あいまいな表現なので、天気予報などでは使わない」。

 

 

ということで、どうしても田巻の場合は、叱られた、ではなく、指導していただいた記憶が残っているので本来の意味でしか使いたくはないわけで、ワイドショーなどで気象予報士が、雨は降っていないのに「雨模様」と言うと、ツッコミたくなるのです。

 

 

しかし、近年の辞典には「現に雨が降っている」意にも使うなどの記載があるため、ツッコミの声はどんどん小さくなります。

 

また、この語は意味ばかりではなく、読み方も「あめもよう」「あまもよう」さらには、古い言葉「雨もよい」などもあり、とにかく、曖昧。スッキリしないのは、天候だけではないのです・・・

 

 

その点を、師匠はどう考えるのか聞きたいところでしたが、先日、訃報が届きました。どんなに体が弱っていても、電話口から聞こえる声にはハリがあり、アナウンサーとしての意地のようなものを感じていました。

 

4年前の前著『』秘書力」で人生を変える!』の出版の際、本音で厳しい意見をくれたのは、師匠たった一人でした。

 

2作目の出版のお知らせだけはして、厳しい言葉を待っていた矢先の知らせ。きっと言いたいことはたくさんあるだろうと想像しています。心に残るのは、優しさのなかにある、愛のある厳しさでした。

 

 

さて、2作目の出版を機に、たくさんのご縁をいただいています。新潟県内の情報を発信している地域情報サイト「ガタチラ」の新潟人のコーナーで取材を受け、掲載していただきました。

 

 

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