開いてください?

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半年に一度は、歯科で定期健診をするよう心がけています。先日も、かかりつけの歯科医院に行き、歯のぐらつきや歯茎の状態などを診てもらい、歯石をとってもらいました。

担当の先生も優しい雰囲気で腕もよく、歯科衛生士さんたちも丁寧な皆さんでいいのですが・・・一つ気になることがありました。

口を開ける指示を出す際に、歯科衛生士さんが、「あいてくださーい」と言うのです。ん?聞き間違いか?と思い、何度もそのチャンスを逃すまいと耳をすませました。この歯科医院には、息子が幼い頃から通っているのですが、子どもには、「あーんして」などと言っていたので気にならなかったのかもしれません。

私が診てもらうときも、以前から、先生や他の歯科衛生士さんも言っていたのかもしれませんが、聞き間違いだと信じていました。

しかし、何度聞いても、「あいてくださーい」なのです。いやいや、「あけてください」でしょ。

「開(あ)く」は自動詞、「開(あ)ける」は他動詞です。前者は「窓が開いている」などと目的語なしで状態などを表すときに使い、後者は「お母さんが窓を開けた」などと、多くの場合、目的語を伴って動作や行為を示します。

歯医者さんの指示は「口を」という目的語を伴って動作に関する表現なので、「開けてください」が普通です。

「救急車が通ります。道を開けてください」とは言いますが、

「救急車が通ります。道を開いてください」とは言いません。

うーん。わかりません。

「開いてください」と漢字で表記すると、「あいてください」とも、「ひらいてください」とも読めます。例えば、その歯科医院の患者さんに対するマニュアルで、口を開けるように指示を出す言葉遣いを、「ひらいてください」という言い方で漢字で「開いてください」と書いてあったのを、「あいてください」と読んでしまったとか・・・

いやいや、歯科衛生士として、いくらでも学校で練習するはずなので、そんなわけないですね。だとすれば、新潟の言い方なのかと思い、勤務している放送局の報道部でも話題にしてみましたが、そんな言葉遣いは聞いたことがないと言います。

真相がわからずに検索してみると、全く同じことに疑問をもったという共同通信社のサイトで毎日新聞社の校閲センターの記事を見つけました。そこには次のように記載されていました。

途中を省略しながら、ご紹介します。

『このフレーズはここの歯科医院の伝統なのかな、と思うようになった。「あけてと言うと命令っぽくなるから、あいてと優しく言いましょうねー」とオリジナルのルールでも作っているのかと。しかし昨年、大学病院の歯科で簡単な検診を受ける機会があった。すると、なんとそこの歯科衛生士さんも、「あいてくださーい」と言ったのだ!あおむけになって口を大きく開けながら、「これは歯科業界全体の共通言語だったのか? 私はとんでもない勘違いをしていたのかもしれない…」と考えていた。

その数カ月後、いつもの歯科医院で思い切って聞いてみた。「なぜ『あけてください』とは言わないんですか?」―。先生も衛生士さんもキョトンとした顔をして、先生は「変かな?」と言った。この薄い反応を見て、もしかすると、歯科医師も歯科衛生士さんも、相手にしているのは口の中の歯であって、それを所有する人間ではない。人間に対して動作を指示するなら間違いなく「開けて」だが、口さんに向かって、「開いている状態になってね」と語りかけているのだとしたら―。口さんに向かって言っているのだから、口はもはや目的語ではなく、自動詞における主語になっているということになる。皆さん、これどう思われますか?』(株式会社共同通信社サイト 毎日新聞社 校閲センターの記事より)

というわけで、校閲センターの人もわからないというわけで、納得する答えが得られずにいます。歯科業界の皆様、またはご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。

半年後、定期健診に行ったら聞きたいところですが、聞く勇気がありません。

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