〇〇を担ぐ 何をかつぐ?

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全国チェーンのラーメン店のテレビCMで、「あっさり通過そば」を宣伝していました。

今年も「げんをかつぎます!」と、語呂合わせで合格を「トリ」にいくと、「鶏」をかけた鶏ガラスープの一杯です。トッピングには、勝負に勝つチキン「カツ」をはじめ、ノリに乗る「海苔」、良縁を呼び込む「ナルト」、“合格”の焼き印が入った卵焼きなど、趣向を凝らした“げんかつぎ食材”が盛り付けられています。

受験シーズンになると、食材などとの語呂合わせでげんをかつぐ表現が見られます。

「げんをかつぐ」とは、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推しはかること。また、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする、縁起を気にすることや、縁起を気にして物事の成功を願った行動を行うことです。

ところで、この「げん」とは? 私たちは何を担いでいるのでしょう。

この語源を見てみると、本来は「縁起を担ぐ」で、 江戸時代に流行った逆さ言葉により縁起を「ぎえん」と言うようになり、それが徐々に「げん」に変化したというのです。

なんと!逆さ言葉!

昔、知り合いのカメラマンが、「ザギンでシース―!」(銀座で寿司)と言っていましたが、マスコミ業界でも流行った逆さ言葉とは!

漢字で書くと、「験担ぎ」とも書くようですが、これは後の当て字。「験」には、「仏教の修行を積んだ効果」や効き目、効果などの意味があります。

験担ぎに何をするかは人それぞれで、実に多種多様です。他人から見れば何の効果もなさそうに思える行為でも、

本人が「これは験担ぎだ」と思って行っている行為であれば、それは験担ぎであると言えます。例えば、靴を履く時や建物に入る時など右足からなど。

現代は、いくらAI時代だとはいっても、人はどこかで科学では割り切れないものを求めているのですね。「縁起」は、“因縁生起”の略で、因縁によって万物が生起するという仏教用語。確かに科学では割り切れないものです。

田巻は、ニュースを読むときは必ずハンカチをスタジオに持ち込み、そこに、腕時計を置きます。単なる読む前のルーティンですが、同じことをすることで読み間違いなどをしないような・・・おまじないにも似た感じがします。「私、失敗しないので」と、どこかで聞いたようなセリフを唱えながら。

皆さんの「げん担ぎ」はどんなことでしょう。

ところで、大学入試共通テストの問題流失がニュースになりましたが、問題を解いた東大生が「片棒を担がされたのでは」と相談したことで発覚したとか。

げんは担いでも、悪事の片棒は担がないように気をつけましょう。

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