愛〇・・・〇に入るのは?

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愛○・・・皆さんは、〇にどんな言葉を入れますか?

もちろん、多くの言葉が存在しますが、〇を大切にする、可愛がる、という意味で思い浮かべるのは、

愛犬、愛描、愛鳥、愛馬、愛玩、愛書、愛飲、愛車、愛社、愛国・・・などでしょうか。すぐに、愛人を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。流行ってますし。

 

 

愛〇家という表現も使われます。愛好家、愛犬家、愛煙家、あっ、愛妻家もそうですね。

 

本日、1月31日はその「愛妻家の日」です。本当にいろいろな協会があるものですが、日本愛妻家協会が1月の1を「I」に見立て、「あい(I)さい(31)」の語呂合わせから制定したそうです。

日本愛妻家協会によると、妻というもっとも身近な他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれないという理念のもとで制定したそうです。

 

大切にしていない人が多いことが前提になっているのが気になりますし、それには反論したい男性も多いと思いますが。

ところで、「愛妻家の日」があるなら、「愛夫家の日」はいつなのでしょう。気になったので調べてみました。

 

あら・・・ありません。そもそも、「愛夫家」という言葉を聞いたことはありませんし、広辞苑にものっていません。ちなみに、記念日で「妻の日」はあっても、「夫の日」はありません。

 

なぜなのでしょう。興味深い記事を見つけました。以下です。

「長い封建的な風土のなかで培われてきた日本独特の夫婦関係から、従来、妻は夫の三歩後ろをしずしずと付き従ってくるのが当り前との価値基準がありました。男尊女卑の横行する時代に、『愛している』だの『好き』などと言葉にすることは考えられませんでした。明治以降、西欧的な価値観が入ってくるにしたがい、新しい価値の息吹が芽生えだしますが、その過程で生まれた『愛妻家』という言葉も、日本の男は妻を愛さない、あるいは愛情表現をしないからこそつくられた言葉だったわけです」。

 

 

まだ続きます。

「これに対し、『愛夫家』という言葉が生まれなかったのも夫がメインで妻の立場にたつ言葉など無用、との暗黙の通念があったからで、戦後、『愛妻家』の反意語として創られた『恐妻家』という言葉も、相変わらず男中心の妻に対しての言葉であり、『恐夫家』と言わないのも同じというわけです」。

 

 

 

 

なんだか、男女共に、沈黙の時間が流れそうな意見です。

妻は夫につくし、愛するのは当り前だから、「愛夫家」という言葉はない・・・ということですか。

 

 

もちろん、現在では夫婦のあり方、その関係性に対する考え方も様々です。流行語大賞などで、様々な言葉が生まれてきますが、「愛夫家」という言葉がいつの日か市民権を得るのでしょうか。

 

 

「亭主関白」に対する「かかあ天下」という言葉はありますね。「かかあ天下の方が家庭円満」という話もよく聞きます。「かかあ天下」という言葉のイメージも、夫を尻に敷く感じから変化しつつ、現在はテキパキした女性を思い浮かべる人も多いでしょう。

 

 

現代の「かかあ天下」の女性たちは、決して自分の旦那様を下げることはせず、一見女性の方が強そうに見せかけていても、実は旦那様の意見を尊重していて立てるようにしている人が多いものです。

 

 

十人十色の人間が夫婦になるのですから、2人の色を混ぜ合わせると、色の配分も様々で「十夫婦、百色」くらいでしょうか・・・

 

 

さて、本日「愛妻家」の日、お花やさんは「愛妻に花を贈ろう!」などのイベントを展開しているようです。また、午後8時9分(ハグ)に全国の夫婦が一斉にハグをしよう、なんてイベントもあって驚きます。

 

世の「妻帯者」の皆様、普段はなかなか愛情を表現できなくても、こんな日を利用して照れ隠しでもいいから「ありがとう」を伝えないと、いつの日か「昔は愛妻家という言葉はよく使われていたが、現代では愛夫家の方が使われることが多い」など説明される日が来るかもしれません。

 

 

夫婦に関する言葉一つとっても、考えさせられることは多いものです。何の結論も出せずに、ぼやいただけで失礼します。

 

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