想像の翼を広げて 魅力塾2019夏休み親子企画 「ぼくも私もアナウンサー!」
今年も想像の翼が大きく広がりました!魅力塾夏休み親子企画「音読&朗読大好き!ぼくも私もアナウンサー!」2回に分けて、9組の親子、1年生から5年生の11人の子供たちと保護者の計20人の皆様に参加していただきました。
発声練習もみんなで楽しく挑戦!ポイントはお腹。
腹式呼吸で「あー」と声をのばす練習も競争のようです。
口をしっかり開けて発音。
1年生の教科書に出てきた「木」をみんなで想像。この木はどこにあるの?今、ぼくはどこにいて、「木はいいなあ」と言っている?その答えはさまざま。そして「ぼく」がどんな気持ちなのかを想像すると、11人11通り。 みんな違ってみんないい!全てが正解です。子供たちの世界が広がり、その子にしか読めない世界が出来上がるでしょう。
たった少しのことで、声が大きくなり、ちょっとしたアドバイスで読み方まではっきり違いがわかる!自信に満ち溢れた顔、忘れられません。自分に自信をもってほしいのです。
ここからは、スタッフ木村レポートです。
大変暑い中、ありがとうございました!
子供たちには最初に自己紹介をしてもらいましたが、初めて顔を合わせるメンバーということもあり、みんなちょっと恥ずかしそう。声も遠慮がちで小さめ。
しかし、講師田巻の発声練習方法を伝授され、プラス、「○○君、こういうところが、すごいね~。もっと大きな声出せるよ!」とホメられると、みるみるうちに声が大きくなりました。具体的にホメるって大事ですね。
床に寝そべりお腹から声を出すってどういうことを体感してもらったり、自分の口の開き方を鏡で確認したり。
遠くに向かって「アー」と大きな声を出すワークでは、何故か「長く言ったら勝ち」ゲームのようになってしまいまして、保護者の方々も笑っておりました。そしてもう一度、音読や最初の自己紹介をしてもらうと…今度は大きな声で、ハキハキと言えるようになりました!
実際に文章を読むワークでは、国語の教科書にも載っている「木」を音読しました。ここで、講師田巻より子供たちに問いかけです。「この木って、どこにあるのかなぁ。『ぼく』は、どこからこの木を見てると思う?」。子供たちの答えは、何と、全て違うのです!「家の窓から」だったり「公園」、はたまた「学校の屋上から」。う~ん、子供の想像力ってスゴい!と感心いたしました。
その想像力について、最後に田巻より一言。
「音読では発声やハキハキ言うことも、もちろん大事ですが、一番は想像することです。登場人物になって…今回だったら、木になったら、ぼくになったら、どんな気持ちかな?と考えて想像しましたね。そしてこれは音読ですが、本当にお友達とケンカしたら、そのお友達が今どんな気持ちかな?と、想像して考えてみましょう。音読を通じて、人のきもちを考えられる人になってほしいです。」
その言葉に、大きく頷く保護者の方々でした。
今回、私はスタッフとして、また保護者として参加いたしました。
まず保護者としての感想は、息子がこんなことを考えていたのか!とビックリしました。「木」での問いかけ「どうしてぼくは、木になりたいのかな?」に対して「木って、イスやつくえになって、人に使ってもらえて嬉しいから」と答えたのには驚きました。私は普段の仕事で木工家具関係に携わっておりますが、詳しく教えた記憶もないのです。しかしながら、木の小物を作るイベント等には参加、体験していたので、それを覚えていたのかもしれません。子供に体験させるって大事だなぁと思いました。
そして、スタッフとして。今回は、事前に保護者の方々へヒアリングをしましたが、気になっていること、ご要望も「滑舌を良くしたい」「自己肯定感を高めてほしい」「音読をもっと好きになってほしい」「努力する喜びを感じてほしい」…などなど、大変様々なご意見をいただきました。そのご要望にどんな形で田巻がお応えするのか、スタッフとして注視しておりましたが、思わず「お見事!」と言いたくほど、それぞれに、さりげなく応えておりました。(自分の上司をほめるのはおかしいですが)
講師である田巻の言葉が刺さります。
「わたしたちプロのアナウンサーも、原稿を読む前は準備をします。ここが大事かな?と考えたり、声を出して読んで練習したり。何もしなくても上手なわけではないのですよ。」
プロとしての仕事…そのことについて今回は学ばせてもらいました。
スタッフ木村のレポートでした!
10人いれば10通りの読み方があって当然です。みんな違ってみんないい!全てが正解です。
今回参加してくれたお子さん、保護者の皆さんからのご感想です。
【お子さん】
・初めは緊張していたし、みんなの前で一人で読むんだろうなぁ〜嫌だなぁ〜と思っていたのに、だんだんそういう気持ちがなくなったのが不思議でした。 声の出し方や、気をつけて読むところを先生に聞いたりしたので、大丈夫だと思えていきました。
・鏡を見て練習した時、こんなに大きな口を開けられるんだ! 大きく口を開ければ、大きな声が出せるんだ!とわかったことが、一番、印象に残っています。
・大きい声を出すのは、最初ちょっと難しかったけど、だんだん出来るようになって嬉しかった。 これから学校の授業で音読するときでは、今日先生に習ったことを思い出して、もっと頑張りたいです。 アナウンサーもいいな、と思いました。
・腹式や発声練習の説明がわかりやすくて面白かった。田巻先生の出ているニュースを見たい。ありがとうございました。
・ちょっと恥ずかしかったけど、上手にやれて、みんなとやれて楽しかった!
【保護者】
・我が子が緊張しているときの表情がわかります。 今回も、始まって数分まではまさにその顔で「大丈夫かな」と心配でした。 はじめの自己紹介は何とか頑張りましたが、早口な上にモゴモゴと聞き取りにくいものでした。 それが、お話を聞いたり(5歳で2000語の部分など、ヘェ〜と思ったようです)、アナウンサーである先生の原稿読みを間近で聞いたり、身体を動かし発声練習もして、良いところは褒めていただき。 持参した本を一人ずつ読む頃には、読みたい気持ちが前に出てきているのを手に取るように感じました。 最後に、みんなと同じ詩(「木」) を一人ずつ読むまえには、休憩時間に私に読んで聞かせ「もっと良くするにはどうしたらいいかな」と尋ねてくるなど、前のめりになって打ち込んでいる姿が印象的でした。 学校の音読カードに記入するためのやっつけの音読とはまるで違う様子が見られました。 2時間という短い時間に見せてくれた、目を見張るような成長に驚いています。 素晴らしい講座でした。 ありがとうございました。
・はじめは、弱々しい声だった娘が、発声を繰り返すことで、大きなハッキリとした声がでるようになり、こんな短時間でも変われることに驚きました。 また、はじめは不安と緊張の様子だった娘が、後半は自信がついた表情に変わったことも、見ていて嬉しかったです。 夏休みの、とてもよい機会をいただき、ありがとうございました。
・初対面のお友達ばかりの中で、一年生なりに先生の話をしっかり聞いて、聞かれたら答え、積極的に参加出来た事、頼もしくなったなぁと嬉しく思いました。 指導を受ける前と、後の顔つきの違い、発声の違い、自信を持った様子がとてもよく分かりました!大人の私にもとてもためになる良い講座、どうもありがとうございました!
・振り返ると改めていろいろ考えさせられました。想像しながら、気持ちを考えながら、、、言語と一緒に相手のことを想う気持ちが育っていくといいなと思いました。本に触れる、音読を少しでも好きになるきっかけになるといいなと思って参加しましたが、子供のこれからに繋がる大事なことをたくさん気付かせてもらって教えてもらいました。まずは親子で本を手に取って、一緒に読書する時間を少しでも作っていこうと思います。ありがとうございました。
・声の出し方、音読の方法にも個性がある…など、子どもも親も大変勉強になりました!田巻さんの読みを生で聞けたのも感動でした!美しい声に包まれ落ち着いた時間となりました!楽しかったです!ありがとうございました!
ありがたいご感想、心から感謝いたします。
時間が許すならばもっともっと個人個人をレッスンしたいとこでした。
朗読の際、登場人物の気持ちを考え、想像することは、人の気持ちを想像できることにつながります。思いやりのある人に育ってね。
田巻の小さな取り組みではありますが、子どもたちの成長を見守りながら継続していきます。1度関わったお子さんたちは、今後も魅力塾キッズとして見守っていきます。みんな、ありがとう!
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~ あなたと月と華の道 ~ M*Fleur 代表 田巻 華月
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